たまにはアカデミックな疑問を提出しよう。いわく、コンビニの価格支配力如何。あるいは上流企業への発言力如何。
この間、漁民のストライキがあった。スーパーが価格支配力を確保しているために、漁民が燃料費上昇を魚の価格に上乗せすることをスーパー業界が拒否したためにおこった。
コンビニもいまや大勢力だ。オイラもコンビニ・チェーンの株を持っていて値動きに毎日一喜一憂しておるクチである。
問題はマスコミ業界に対する発言力である。みなさま御案内のことと思うが、商品にはすべてバーコードが印刷してあって、レジでアルバイトの店員であっても間違えようがない。
ところがどっこい、よいこらしょである。コンビニ売り(駅売りも)のばら売り新聞はバーコードがない。一般紙朝刊、タブロイド夕刊紙、スポーツ紙、それに週末の競馬新聞にはバーコードがない。雑誌、週刊誌、単行本にはバーコードがみなあるのはご存知のところである。
それに価格がテンテンバラバラであるから、店員は覚えられない。間違える。この間店員が「価格を同じにすればいい」と言っていたが、こりゃまずかろう。価格統制経済ではないんだからね。独禁法違反だ。
バーコードを表示すればいいことヨ。客は新聞を買うときはいつも店員が間違えるのではないかと心配である。コンビニのレシートなど見ないで捨ててしまうが新聞を買う時だけは別だ。
結構まちがっていることがある。これの後処理が大変だ。急いでいる時など10円、20円の処理にかかる時間を考えるとそのままにしなければならない。
また、この頃のアルバイトにチャン、チョンが多い。相手が日本人の店員だと気軽に指摘できる。彼らも明るく、快く処理してくれるから気楽だ。
ところがこれが一文字相手だとそうもいかない。誤りを指摘すると彼らの民族全体が弾劾されたように身構える。かなわんぜ。
はやくバーコードにせい。コンビニ業界はマスコミ業界に申し入れて指導せよ。
+ 値段がわからなくてほかの店員に聞いたり、値段表を探すのに手間取ったり時間がかかるのはお客を待たせるだけでなく、店の売り上げにも影響する。コンビニの株主としてはこの辺を改善してもらわなければならない。