グルジア戦争が始まって10日以上たつ。いまだにマスコミは得心の行く報道が出来ない。ま、外国のメディアもそうだから日本のマスコミでは無理なのだろう。
ロシアの情報を売る佐藤優とかいう元外務省雇員が産経新聞に時々出てくるがとても金を払えるような情報ではない。
* プーチンが計画から関与していたら、彼は相当の悪党だがどうだろう。知らん顔をして北京五輪の開会式に行くほど厚顔ではないと思いたい。
* 西側の非難に対してロシアのラズロフ外相は当初手を出したのはグルジアで非人道的行為を行ったのもグルジアだといっている。それを西側が無視したと憤慨して見せるが、納得のいく事実、証拠をまったく提示していない。こんな主張は屁の突っ張りにもなるまいよ。
* その後のニュースを見ていると前の記事で書いたようにロシア軍はプーチンの手にもあまる独走を始めたのではないか。メドベージェフではまったくにらみがきかない。
* 事態の収拾に政治的自制がない。ロシア軍部の関東軍化がはじまったと見るのが妥当だろう。
予想されたようにロシア権力の二分化が軍部の台頭をもたらしたのだろう。