東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

朝青龍はどうだ

2008-09-02 22:03:21 | インポート

書きも書いたり、これが1000発目の記事だ。ご愛読、ご愛顧を深く感謝いたします。

さて、露鳳、白露山にもマリファナ反応が出たと先ほどテレビで報道された。前に何回か朝青龍のドラッグ疑惑を書いたが、彼は知り合いの医者にしか体を触らせないし、尿検査や血液採取にも決して応じないという。なにかが発覚するのを恐れているのではないかという疑問を呈したことがある。

彼の場合、麻薬というよりか覚せい剤系統、筋肉増強剤系統だろうが。今回のモンゴル巡業でも初日は決勝にも進まず負けてしまったが、翌日は一転優勝して白鳳にも買って総合優勝をしている。一発打った可能性が高い。

まさに一変しているわけだ。これは向精神剤系だ、あるとすれば。巡業が終わって日本に帰るときにも妙なことがあったろう。みんなと一緒に日本に帰ってきたが入国審査も受けずに、同じ飛行機でとんぼ返りした。なぜだとおもう。

彼が使っているのは旧ソ連のステートアマの専属ドラッグ医師だろう。事情を考えて速効性で体内で急速に解体して証拠を残さない最新薬剤を使っているのかもしれない。それでも体内から薬物反応が消えるのに二、三日はかかる。それでモンゴルにとんぼ返りしたのではないか。

体内のドラッグが完全に解体したのを確認して昨日だったかかえってきたのではないか。相撲協会もなめられては駄目だ。

9月場所では最低でも三役以上は毎日取組後にドーピング検査を行うべきだ。


グルジア事変その後

2008-09-02 08:53:33 | 社会・経済

勃発直後これはロシア軍部主導ではないか、と書いた。掃いて捨てるほどいる「専門家」「マスコミ」のサービス不足で情報が提供されないとなげいた。

情報不足の状況はまったく改善していない。だから憶測であるが、どうも満州事変型ではないかと思うのだ。前の大統領が首相になって、かれの御稚児さんであるメドベージェフが大統領になるという不自然な二頭体制が権力の空白をうみ、軍部という最強集団が発言力を増すというのは、考えられるシナリオのうちでは一番無理がない。

そこで二つの前提をおいて今後を占う。まずプーチン・メドベージェフ体制が軍に対して絶対的なコントロールを持っている場合。つまり北京オリンピックにいく余裕を見せて裏では今度の謀略をプーチンがしかけた場合。プーチンはとんでもない悪党ということになる。

この場合は第二次冷戦のシナリオもあると考えなければならない。もちろんこの前の冷戦とはことなった様相を示すだろう。前回の冷戦は両陣営にとってオール・オア・ナッシングのレースだった。だからナッシングのオプションはお互いにとらなかった。第二次はそうもいくまい。ホットになる可能性が高い。

第二の場合、すなわち軍部に対するコントロールが弱く、軍部の行動を追認、後追いしている場合。この場合はかっての満州事変からシナ事変を経て、第二次世界大戦(太平洋戦争あるいは大東亜戦争)のパターンをとることは間違いない。つまり第三次世界大戦勃発だ。いわば世界最終戦争だね。

日本もしっかりとロシアの内情を収集することが大切だ。休職外務省雇員の佐藤君もがんばってくれたまえ。