1015号==>中山大臣が辞任するそうだ。彼は国交省だったかね。
なぜ正面突破を図らなかったのか、本人も麻生も。残念である。
もっとも、最近のこずるい目端のきいた政治屋なら、こんなことをいえば騒ぎになるから黙っているものなのだが。この種の「失言」(揚言)は過去の例をみると大臣になった直後に多い。どうしてだろう。気分が高揚するからか。
ふつうはようやく大臣になったからしばらくは口にチャックをするものなのだろうが過去の例をみると圧倒的に就任直後が多い。???だね。
大分県の不正採用にからんだ日教組発言だがどこがいけないのか。このブログでも書いたが、「不正芝居」の主役で忘れてはならないのは日教組だ。ところがマスコミは騒ぎの報道でひとことも日教組のことを触れない。
マスコミがきちんと指摘していれば中山大臣がわざわざ言うこともなかった。
成田闘争だが、あれもおかしい。これもブログで書いたが農民そのものはあまり責める気もしないのだが、農民の脳髄を乗っ取り彼らの魂に憑依した活動家のことを褒めたことがある。道徳的にではないよ。戦略的に憑依の対象に農民を選んだ着眼点をほめたのだ。
単一民族発言だが、この種の騒ぎが起こるたびに不快に思う。中山大臣の発言はアイヌを否定した発言ではなかろう。この問題は人種的な面と、文化的な面があるが、いわゆる多民族国家と言われる国に比べれば単一の民族と言っても目くじらをたてることではない。(ためにする「活動家」は別だ)
かってロシアのゴルバチョフだったか、エリlツィンだったかが来日して国会で演説したときに、「単一民族国家の日本と違ってロシアは多民族国家で、、」とまず呼びかけた。これが普通の見方、世界の見方である。
とくに中山発言は国民が「内向き」な性格云々という文脈で行われている。ことさらに一部を抜きだして政局にすべきことでもない。
ここは麻生内閣は正面突破すべきだった。上記の意見は声なき大多数の国民の声だったろうに。
麻生首相は「明るく力強い国を目指す」と言っている。それなら中山大臣のようなまともな発言が陰湿な勢力によって脅迫、封殺されるような言葉狩りの横行する「暗い」国にならないように踏ん張ってもらいたい。