今日の夕刊フジに「日本人の肉は美味!?」という記事がある。ドイツのニュースサイトがパプアニューギニアの人食い人種の話しとして伝えるところによると日本人の肉が一番うまいという。「欧米人の肉は匂いが強くて塩辛い」そうだ。
これで思い出したが、ボルネオの首狩り族を調査したときの話だ。人肉がどんな味がするのか調査した人類学者がいた。鶏肉、牛肉、豚肉、魚肉などを食べさしてどれが一番人肉の味に近いか聞いたところ、肉の種類は忘れたが味の素で調理した肉が一番似ていたそうだ。
味の素はアミノ酸だし、日露戦争の後で販売されてそのころには(太平洋戦争中)ひろく日本人の食卓にのぼっていただろうから、あるいは原因は味の素かもしれない。
あなたの彼、彼女に味の素を何にでもかける人がいたら気をつけたほうがいい。中華料理屋は味の素を使いすぎるとして厚生省から注意されたことがある。なんでも過量につかえば害が出る。体がやたらとほてったりするそうだ。
もっとも、手首ラーメン(手首でだしをとったラーメン)というのがあったから中華に縁がふかいのかもしれない。古代シナでは権力者を自宅でもてなすのにわが子を煮てだすのが最高だったそうだから伝統かな。