赤松農相は南マグロ禁輸条約を粉砕して男を上げたが、今度の口蹄疫で吹っ飛んだね。赤松氏が畜産農政を知っていたら、のこのこ外遊なんかしなかったろう。
たしかに、役人は問題だが、何かと言うと政治主導だと言われると役人と言うものは口をつぐんでいるものだ。まして「大臣、外遊なんてとんでもない、やめろ」なんて直言する官僚がいるはずがない。
自民党時代みたいに官僚が料理した定食ばかり食っていれば、役人の指示どおりに動いたろうが、政治主導だ、お前たちに指図されないといわれれば役人はどうしようもない。
それでも、野党時代から農政の勉強をして、あるいはブレーンに詳しい人間を抱えているならいいが、口蹄疫のなんたるかを知っている人間は農相、政務三役には一人もいなかったらしい。
これはどの大臣にも言える。比較的マスコミに自ら露出することの好きな大臣は大量のデータを我々に与えてくれるが、たとえば、パカ前原など典型的な例である。
民主党の大臣は操縦技量もないのに悪天候の空港に着陸しようとする素人である。そして無停電電源装置、もとえ、自動操縦装置である官僚組織のスイッチも入れていない。
これで墜落しなかったら不思議だ。
おまけに、宮崎県知事は素人政治主導のピエロたるピカオデコの東国春だ。間の悪い時には重なるものだ。