東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

?愛を持って?解説するチャイナ高速鉄道事故処理:第二回

2011-07-30 09:24:49 | 社会・経済

報道官、中央政府はただ「ロゴを隠せ、なんとかしろ、すぐやれ」とだけ命令したんだ。

そこでロゴを隠す目的も彼らなりに鉄道省は理解した。隠すんなら土の中に埋めるのが一番簡単だし早い。ついでだから事故原因の分かる運転席の計器も破砕してしまえ、となる。筋道が通っているだろう。こういう理解力をチャイナでは「禽獣にも劣る」と言う。

これを見た世界のマスコミが呆れ、驚き、批判した。慌てた中央政府(報道官)は再度指令をだした。「そうじゃない、ばか、埋めちゃいかん、カバーをかけて隠すんだ」と言うわけで掘り起こしてビニールのだんだら幕をかぶせたわけだ。「そうなら、最初からそう指示しろよ」と鉄道省がほやいたとか。


愛を持って?語るチャイナ高速鉄道事故処理:初回

2011-07-30 09:08:03 | 社会・経済

いきなり180度振ってみる。アメリカでは航空事故などが起こると広報職員あるいはお抱え広報会社職員がまずやることは、現場に駆けつけて機体(車体)のロゴマークを隠すことである。

具体的にはロゴマークの上にペンキを塗る、シートをかぶせてTVクルーが撮影できなくする、ということだ。

今回CRH(CHAINA RAILWAYS HIGHSPEEDの略らしい)とか和諧号なんてのがむき出しのまま長時間世界のメディアに流通していた。最先進国アメリカではあり得ないことだ。

そこで一つの仮説提出。中央政府から指示が出たんだね。ロゴを隠せという。出所は先進国の事情を知っている、海外留学、勤務経験者である。

今回オンカホウが鉄道省にローカライズしようとしているが、ロゴを隠せという指示は中央から出た可能性がある。鉄道省にすればお墨付きを得たわけだ。

指令の出どころ、あるいはアイデアの出所として疑われる一つが外務部報道官である。気持ちの悪い女とか、乙に澄ましこんだ背広を着ているのが、日本との問題なんかが生じると記者会見に出てきて日本を妙な理屈で非難するだろう、やつらだよ。彼らは皆アメリカ、イギリスに留学経験もあるし、勤務経験もある。