東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

2 + 2

2013-10-04 07:44:19 | 国際・政治

2 + 2 に アメリカの本物の閣僚がふたりきたのは前代未聞だと馬鹿なマスコミははしゃぎまわっている。たしかにいままで2+2はテレビの短いテロップが流れるくらいのボンヤリしたニュースではあったわな。

ヘーゲルとケリーが日本に来たのはシリアで大失敗して、なにか埋め合わせをしなければならないということだろう。アジアならまだ存在感がしめせると考えたのかもしれない。

ヘーゲルなんぞ、日本に来る前にチョン半島にいってパククネの狂説をかしこまって承っている。パクなんか女の常で、告げ口をするいい相手が来たと思ったのだろう。

それとロシアとの2+2が行われるのが大きい。場所は決まったのかどうか。とにかくコズロフ外相が出席することは間違いないようだ。国防省も大臣が出るのではないか。アメリカがいまごろジェスチュアで雁首をそろえてもありがたみはネエゼ。

それと、これは昨日だけのことではないが、握手をするときにすぐカメラのほうを向くように促すのはどうみてもエチケットに反する。そんなにない機会なのだから、相手との親密の情を深めるいい機会だ。相手の目を見て、言葉を交わして信頼を深めるべきだ。

手を握って、相手がまだ話しかけそうにしているときに、ジェスチュアでカメラのほうを向かせる。田舎者と思われるぜ。

この珍妙な日本の政治家の習慣はいくつかの原因があるようだ。

1:田舎政治家の常として、外国の偉い人と一緒の写真を選挙でばらまきたい。だから正面から写真をとらせる。

2:日本のレベルの低いマスコミ・カメラマンから声がかかる。「こっちを向いてください」てな声がな。

つまり田舎者政治家と薄汚い日本のカメラマン双方に原因がある。

& あれじゃ外国の政治家が日本との会議への出席を嫌がるわけだ。撮影するほうはテレビに出ないからわからないが砂利みたいなゴミみたいなカメラマンがわんさと取材にくるらしい。そいつら全員にシャッター・チャンスを与えなければならないから、被写体は長い間バカみたいなひきつったような顔をして立っていなければならない。まるで警察の手配写真を撮られるような嫌な気分だろう。日本の政治家以外には。

それに日米同盟といっても主従の関係であり、しかも何十年と続いている関係だ。日本が勇気をもって日本の利益を代弁して問題提起しなければ、実務者レベルですべてことはすむ。つまりアメリカの閣僚は出席するまでもない。それもアメリカ閣僚が出席に消極的だった理由だ。