まずタイトルの問題がある。ポータルサイトという言葉があったかな。確信が持てない。電網界でプロバイダーが設置している入口ページのつもりで言っている。学が無くてね。常識がないというべきか。
どのサイトにもニュース記事の見出しがある。主として政治、國際記事をみる。見出しだけじゃ内容がわからないのはしょうがない。ホントはしょうがなくない。プロならここでびしっと決めなくてはいけないのだが。
興味があってクリックしてみると二行ぐらいの冒頭部分が出てくる。これを見るとこの記事がなにのを言っているのかますますわからなくなる。
そんでもって、「おつぎは」というプロンプトをクリックしなければ何もわからない。そんなことを読者に要求するな。サービス精神というかプロ意識ゼロだ。せめてこの部分だけで何の記事がわかるようにはっきりさせよ。
文章力のない人間には無理かもしれないから、ここのところは一行増やして三行にしたらよかろう。文章力についていうと、いわゆる既存メデイア(大新聞など)からの引用はまだ水準だが、なんというのかニューメディアというのか、そういうところの文章は小学生なみだ。
Pサイトでは記事の出所(新聞社名など)が書いていないのでどうしてもクリックをひとつしないといけない。
一階したには出所が出ているがこれがおかしい。文末にある。こういうのは文頭にもってくるものだ。
ばかばかしいことだ。最初のページでマスコミ名を明記せよ。それが常識だろう。お座敷ストリップじゃあるまいし、もう千円出さないと一枚脱がないというのは。ワンクリックしなければわからないというのは、いかにも読者を馬鹿にしている。ここでクリックする意味がないかどうかが読者にはわかるようにせよ。
なかにはそれをクリックすると「お次は**デジタルへ」と有料サイトへ誘導しようとする。それなら、クリックする前のページで断りを入れるのがエチケットだろう。
ひどいのは、クリックすると「このサイトを開くとPCに悪い影響があるかもしれないけど見ますか」てな警告がでることがある。そんな危険なサイトの記事なら自社のトップページにのせるな。自分のPSだろう。それに多くの場合、それまで開いたところではそんなに危険なサイトとも思えないのだ。
しかし、恐ろしいから下には降りない。
もっとも、こういう記事にはどこのマスコミ(ミニコミ、素人コミ、ゴミコミ)かクレジットが入っていないことが多い。たしかに出所のわからないページは開かないほうがいいだろう。
しかし、じぶんのポータルページにそういう記事を載せることのほうが問題である。一段クリックして降りた段階で警告できるなら、PSにピックアップする段階でチェック出来るだろうが。
以上完成度の低い電網界の現状報告である。