東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

君はエアギャップなパソコンを持っているか

2014-05-15 20:20:20 | 国際・政治
エアギャップって知ってる? 知っているよね。知らないのは俺だけか。

「暴露」の著者は香港にいるスノーデンに会うために、出発前に「エアギャップ」なノートパソコンを4台用意した。
「エアギャップ」というのは一度もインターネットに繋いでいないパソコンのことだそうだ。昔は未通女といったな。

一度でもつなぐとMicrosoftかアップルかパソコンメーカーによって自動的に遠隔操作プログラムが植え付けられてしまう。機密保持のために著者はエアギャップなパソコンを用意した訳だ。当然だよね。

もっとも、俺はエアギャップの処女性を確保したつもり、すなわち一度もインターネットに繋がなくてもOSメーカーかパソコンメーカーによってウィールスが植え付けられている可能性があると思っている。WIFIかなんかがこっそりパソコンに仕込んであって、起動すると無線LANでインターネットにつながってしまう。画面には一切その情報は出ない。起動処理をしているような画面が出るだけだ。

だから、完全を期すなら、周波数カウンターとか盗聴探知機でパソコンが勝手に無線を出したり受信したりしていないかチェックしなければ安心出来ないだろう。

デルのパソコンなんか危ない。スノードンを始めCIAやNSAのエイジェントが偽装社員として潜り込む会社として有名な会社らしい。

だから前にも言ったが、OS、パソコン本体、モデム、ルーターはすべて国産で間に合うようにしなければいけないのだ。

以上は「暴露」42ページあたりに書いてあります。

「おいおい、そんなことを書いて大丈夫か?」って。大丈夫どうせこのブログも掬われているだろうが(とにかく無差別に全部やられているわけだから)、たとえ「暴露」とか「スノーデン」とか、CIAとか、NSAというキーワードで検索にひっかかっても、なになに、アクセス数が月に一度だって、トラックバックもコメントもない、となれば無視してくれる。






スノーデン「暴露」のプロセス

2014-05-15 12:02:01 | 国際・政治
80ページから100ページあたり。香港で著者がスノーデンにあって打ち合わせをする。

メディアの選択や発表の方法、順序などを話し合う。スノーデン氏は風貌、年齢に似合わず利口な男だ。

ここで、著者、スノーデン氏のメディア評価、格付けがある。この辺もじっくりと書いてあるから面白い。

一番いけないのはゴヨウケン(御用犬)のワシントン・ポストだと理由が書いてある。ニューヨークタイムズこれに準ず。

著者はパートナーにガーディアンを選ぶ。ニューヨークに支社があるらしい。本社はイギリスとか。

ワシントンポストの社説とかいうと、朝日新聞は神棚にあげてお灯明をあげるというがむべなるかな。やっていることは新聞に圧力をかけるという身も蓋もない話なんだが、かってGHQに検閲でいじめられたマゾヒスティックな快感が忘れられないんだろうな。