1.北朝鮮ゲート
チョグクの義弟が船籍を偽って北朝鮮の石炭輸出を助けた。自社の貨物船で中国やベトナムに運んだというニュースがあった。明らかな国連決議違反で国連が発表した。しかもこの工作が行われたのは選挙で文政権が出来た直後だそうである。
普通に考えれば韓国の大統領選挙で文一派が北朝鮮から援助協力を受けていた見返りと考えるのが自然である。どういう選挙協力だったかしらない。選挙での応援動員とか、資金援助とか、あるいはもっと生々しいことかもしれない。
これはトランプ大統領のロシアゲート疑惑の非ではない。重大な反逆罪である。
2.これもチョグクがらみ。検事総長の張り切りぶりが目立つ。大統領に任命されたが、かれは国家には忠誠を尽くすが、人には忠誠を尽くさないといっているそうだ。まさにそれを実行している。これも非常に目立つ。立派である。しかも、彼はパククネ前大統領の捜査も行った人物である。それがチョグク一家の捜査に邁進している。
もちろん、チョグクの行為が悪質で重大な犯罪であるという証拠があるのだろうが、ほかに自分が指揮起訴したパククネに対する判決が異常に重すぎる政治的判決と思ったのではないか。
判決は文の抜擢した息のかかった裁判官がしたのだが、判決の重さに忸怩としたのではないか。向こうの裁判のことは知らないが、どうもその辺にも彼を突き動かすものがあるのではないか。
パククネをあれだけ苛烈に追い詰めたのに、もっと悪質な犯罪を自己の保身や政治的な判断で見逃してはならないという思いがあるようだ。
以上二題、町の酒場で小耳に挟んだ話題でした。