6月1日のサンケイに(日本の)『防衛予算伸び低調』と言う記事がある。
各国の軍事費との比較表があるが、注目されるのは韓国の数字である。
韓国 日本
2019年度国防費 549億ドル 484億ドル
2020年度の伸び率 7.4% 1.2%
対GDP比 2.44% 0.9%
軍事費の突出した数字は仮想敵国に対するものであるが、このイキミはどこに向かっているのか。朝鮮戦争一時休戦以来韓国の軍備は北朝鮮に対するものであったが、ムン一派の政策は北朝鮮への追従政策、合併政策であるから、この軍備増強が対北朝鮮とは考えにくい。
対中国か? 中国に対する恐怖心、阿諛追従政策から考えるとこれも考えられない。そうすると対日戦想定としか考えられない。対馬にでも攻め込むつもりか。ここで考えられるのはジンギスカンの前衛をになった高麗軍の事例である。ジンギスカンをそそのかして、日本侵略のお先棒を担いだ。
高麗は日本などにあまり関心のなかった蒙古をそそのかして、日本などすぐに征服できる、侵攻のお先棒を我われが務めましょうとそそのかした。実際対馬や五島列島に上陸した主力は朝鮮軍であった。日本語で『むごい』という言葉の語源は『蒙古』である。当時の侵略軍のむごさ、非道さから来ているが、実際には朝鮮軍の想像を絶する非人道的な蛮行からきている。
中国は驚くほど狡猾だから、韓国や北朝鮮に対日戦のお先棒を担がさせる手管などお手の物だろう。
このサンケイの記事ではロシアの突出ぶりも目立っているが、経済制裁で追い詰められたプーチンも危険である。