東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

西部劇ならトランプ保安官は

2017-09-17 13:01:19 | 東アジアの悪友

正調西部劇でいくと、ごろつきにさんざん悪態をつかせておき、強がりを言わせておいて、相手が増長して我慢できなくなって腰の拳銃に手を伸ばしたところを抜く手も見せずに早打ちで撃ち殺すわけだ。トランプ保安官はそのタイミングを待っているのだろう。

 チャイナには結局騙されたわけだ。アメリカは何とかして最初の一発を北鮮に撃たしたいわけだ。石油の全面禁輸を国連で提案したのも、北朝鮮に最初の一発を撃たせたいからである。北朝鮮を改心させようという期待幻想などさらさら持ってはいまい。だから中露も躊躇するわけである。しかし、どうなんだろう、アメリカの世論調査では北朝鮮への軍事攻撃やむなしというのが60パーセントを超えたんじゃないかな。まだアメリカは北朝鮮の暴発を待っているのか。

 もし、仮にだよ、韓国やアメリカが軍事目標に限定空爆を実施したら北朝鮮は反撃するだろうか。北は通常兵力でアメリカの攻撃に見合う報復攻撃をアメリカや韓国に行う能力はない。

頬っぺたをひっぱたいただけなのに刀を振り回すようなことをすればアメリカの徹底的な攻撃を招くだけだ。

体制維持を至上命令とする彼らがそんな危険を冒すだろうか。そんなことをするとも思えないが。あまりそんなことを決めつけないほうがいい。小出しに限定空爆(ピンポイント爆撃)を実施したらどうだろう。限定攻撃なら韓国も能力があるらしいから、まず韓国にやらせたらいい。

 

 


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