東方のあけぼの

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なでしこ大敗はマスコミの責任

2015-07-07 09:06:22 | スポーツ
勝負事ではいつもの「行事」をかえてはいけない、というのはイロハである。かえるなら明確な理由と目的が必要である。前日練習を全部公開したという報道を見て、おや、と思った。

それまでは冒頭15分公開であとは秘密練習だった。

たとえ、もう秘密にすることもなくなった、と仮に考えても、いつものパターンを変えるのは勝負の御法度である。何時ものリズムが狂う。これは意外に大きな影響を与えた可能性がある。

また、全部公開したということは、明日はあたらしい戦術をとらない、と相手に教えるようなものだ。事前練習の主要部分は非公開というのは他のチームでも常識らしい。それをあえて「余裕綽々」と破った関係者の度胸は褒めるべきかも知れない。

なぜ、前日の練習を全部公開にしたのか。一つにはマスコミへのサービスがあろう。また、決勝前には日本のメディアがしつこく選手に取材していて疲れていたのを見て佐々木監督が気楽にやらせたという可能性もある。そうだとすれば、決勝戦の大敗はマスコミの責任ということになる。

女子サッカーは慢性的な財政難らしい。関係者はむしろ積極的にマスコミにさらしたかったのだろう。スポンサー獲得のために。ま、そんなところが相場だろう。

それと、昨日の議論でどちらがエンドを決めたかということ。ビデオの録音なんてしたことがないので再生して確認できないが、どうもアメリカのキックオフで始まったような記憶がある。そうすると、本当ならアメリカは不利になる。だからセットプレイでボールを上げずにより見やすい(逆光が直接目に入らない)グラウンダーにしたという可能性がある。それにまんまと日本がひっかかったのかもしれない。前回決勝戦の澤の同点ゴールを思い出すね。


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