東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

職務怠慢を許さず

2006-01-13 19:08:38 | インポート

欧州に対して:

EUはシナに対して最先端兵器を売却する話を蒸し返しているようだ。日本はかかる行為に対しては、核兵器開発、生産、配備をせざるを得なくなることを言明すべきである。

アメリカに対して:

悪の枢軸に対してダブル、ないしトリプル・スタンダードをとるなら、日本の国防軍はゼロ戦の後継機を独自に開発せざるを得なくなることを言明すべきである。

中東の石油戦略のために、イラク、ひいてはイランに強硬な行為に及びながら、半島北部に対して、経済的メリットがないという理由でシナの顔を立てるような及び腰の態度を続けるなら、アメリカが戦後一貫して妨害してきた国産戦闘機の開発に着手すべきである。

額賀防衛庁長官はモスクワでイワノフ国防相にシナへの武器輸出に注文を付けたそうだ。職務に忠実で結構だ。ロシアにせよ、EUにせよ、シナへの先端兵器の輸出は看過しえないことを分からせるべきである。

現下の東アジア情勢をかんがみるときに、戦闘機の自主開発、核兵器の開発の可能性を検討しない政治家は職務怠慢にあたる。シナ、半島の立場を代弁するがごとき姿勢から反対する政治家は背任の疑いがある。国民の財産、生命をまもる責任のある政治家が、この問題で思考停止、思考麻酔にかけられているくらい危険なことはない。

現行憲法で、近隣諸国民の善意を信頼して武力を放棄するといったような規定があるらしい。これは近隣諸国民の善意を信頼できるなら、信頼するにたる十全の客観的証拠があるならば、云々と理解しなければならない。相手が狼であってもウサギであると信用させるのは許容しがたい。


女性天皇JAN13

2006-01-13 11:09:08 | インポート

今朝のテレビ朝日での討議(?)で賛成派の静岡大学の先生が出ていた。静岡大学というのは妙な教授が集まっている。テレビ朝日やNHKの御得意らしい。あの駅弁大学は国立なんでしょう。

前に書いたが「有識者会議」へどういう諮問がなされたのか。設問が曖昧なら答申は曖昧かつ気の抜けたものになる。解の定まらない方程式をフーフーいいながら解いているようなものである。

任務を明確に指示していない作戦計画書をもとにして攻撃する部隊のようなものである。危なっかしくて見ていられない。

どんな事態になっても子孫が絶えない様にする、そのほかには一切の条件を設けないというなら今回の答申は問題ない。もっとも、いかがわしい「有識者」でなくても小学生でも解けるような問題である。だから「何の知恵もいらない『安定的継承』としてなら」国民の多くもなるほどと思うだろう。世論調査の結果というものを出していたが、その限りではこの世論調査の結果は無意味なものである。なにも新しい情報を伝えるものではない。有識者に払った日当は国民に返さなくてはなるまい。世論調査で解答が出るような問題に日当を払うことはない。

「有識者」に与えられた任務について謙虚な姿勢があればよい。自分たちがやったことは人口統計学の初等演習問題ですよというつつしみが見られればあえてとがめだてもせずに、笑って聞き流すであろう。今日のテレビを見ているとそんな様子はまったくない。今度の国会でぜひとも法制化しろという態度のようだ。きわめて政治的な姿勢である。背筋が寒くなる。

先鋭、かくれ過激派的な思想的背景から信念を持っているなら、自分の思想を明確にすべきである。天皇制、前回の憲法制定、皇室典範の改正についての問題点のあり、なしについて明確に意見を述べるべきである。

血統と密接に結びついている天皇制についてどういう態度をとるのか明確にしなければならない。また、なにが何でも第一子に家を継承させるという、現代日本でも一般的でない窮屈なことを押し付けようというのは、かくれフリー・ジェンダー主義者が皇室をロボットに使って突破口を開こうとしているのか。

多くの箇所で天皇制に対する軽視の姿勢が見られるにもかかわらず、このところに来ると幼少のころから「帝王学」を教育するためには、第一子で機械的に適用するのがいいなどと、彼らの主義とはなじまない「帝王学」を援用するという詐欺的な態度をとっている。反吐が出るというのはこういうことであろう。


NHK競売についての提案

2006-01-08 10:15:12 | NHK

放送法第二章第50条

協会の解散については、別に法律で定める

2・協会が解散した場合においては、協会の残余財産は国に帰属する

NHKを解散した場合に考慮すべき点は次のようなものがあるであろう(軽重順不動)

     a 国民が税金、視聴料などの形で無慮80年間に渡って投下した資本の回収保全

     b 従業員については若干の厚生的配慮が必要

     c 開放された免許枠の行方

     d 大亀NHKの背中にのった小亀民放たちの免許特権の見直し

     e 新規参入、自由化の方向

    

上記aについては、民間業者に競売することにより、可能な限りの国庫収入をはかることが必要である。

上記bについては、従業員付の競売を行う方法がある。ウエット・オプションとでもいうべきものだが、節度ある規模でなければならない(現従業員数の半分以下など)

上記cについては、最近民放買収に動いたホリエモン、楽天などに優先的に参加させるべきである。

上記dについては民放開始以来よどんだように動かない免許の既得権化をきびしく見直す必要がある。放送の質についても「本当の有識者」による審査が求められる。

免許が電波の独占的排他的使用を認めている国民の貴重な財産であることにかんがみ、全放送時間にしめるCM時間もきびしく審査して指導する必要がある。視聴率調査機関のような専門の調査機関を作ることを考えるべきである。

CM比率が高く、放送内容がシャブコン化、骨粗ショウ症化している局には免許を再交付してはならない。

上記eについては時代の当然の方向として改革を推し進めるべきである。

> 具体的に言うと

競売はチャンネル単位で売り出すか、地域単位にするか、あるいはその組み合わせにする。

業界参入者へのチャンスを増やすことになる。なお、NHKにはラジオの1チャンネルを政府広報用、災害対策用などに残す案もあろう。これが真の公共放送である。

NHKの競売は官民癒着の典型であるよどんだ民放の世界を改革する機会になる。現民放側は上記の案に反対であろう。NHKも生かしたまま現状維持で自分たちもぬるま湯につかっていたいのである。さる民放の社長がNHKには独自の役割があるから現状維持でいいと言っているのは彼らを代弁している。

>> 嗜好品を国民に例外なく売りつけるのは専制未開な国家である。買いたいもの、見たい人間が金を払って買えばよい。ドラマ、歌謡番組、バラエティなどは国民の嗜好がまちまちである。

見もしない人間から強制的に視聴料を徴収することは許されない。生活必需品すら政府専売はすくなくなった。塩も日本では専売ではなくなった。電気、ガスしかり。水道とタバコぐらいなものであろう。タバコだけは専売にするなら外国並みに1箱千円くらいにして国庫収入をはかるべきであろう。

考えてもみよ。もし政府がタバコを吸わない人間からもタバコ税を徴収したらどうなるか。そのような正義に反する行為はきびしく指弾されるだろう。NHKの視聴料徴収は考えられないような官の悪徳である。

現在のテレビ、ラジオの放送内容の99パーセントは個人個人で好みが違う娯楽番組である。今度の国会ではすみやかにNHKの解散を決議すべきである。


猪口選手も辞退

2006-01-07 20:13:04 | スポーツ

この度はじまる野球の世界選手権はワールド・ベースボール・クラッシクというんでしたかね。ホワイトソックスの猪口選手も出場を辞退したという。彼は出場を表明していたが、ヤンキースの松井選手に続いてやめることにしたようだ。イチロー選手はどうするんだろうか。

プロ野球全体から選手を集めるチームは日本の場合成功しないと思うが、それでも今度の王監督は長島ジャパンよりかましな成績だろうと期待していたが、それも分からなくなった。オリンピックでもプロが出場した大会がこれまで二回、いずれもアマチュアのみの参加のときよりも成績が悪い。変にひねくれたプロ意識でまじめにやっていないからだろう。オリンピックでもWBCでもむしろ日本シリーズの優勝チームを単独参加させたほうがいい成績が残せるのではないか。ただし、シーズン開幕前はだめだ。秋のシーズン終了後がいいだろう。

最低だったのは、前回の長島ジャパンだった。北京でも長島ジャパンでいくというから驚きだ。偽善的美談の少女趣味ではスポーツマンシップは発揮できない。病気の長島氏を監督からはずさず、前畑代理で行くのが美談らしい。それで世論もマスコミも盛り上がるんだから世話はない。長島氏が病気でいけず、かつ精神状態がしっかりしているなら、自分の意思で監督を辞退するのがスジだろう。チームにもいい影響を与える。悪い影響を与えるとして監督を変えるのを恐れたのなら、あきれるほかはない。そんな精神風土ではなにも期待できない。長島名前貸し監督に反対するマスコミも評論家が一人もいなかったことは驚きだった。

また、病気の性質上ご本人の自主的判断が無理なら、なにかにつけてしゃしゃり出てくる息子が明確に辞退の意思を示すのが父の威厳を保つために当然の親孝行である。おそらくこのような意見は総反発をくらい、無視されるのが日本的風土なのだろう。しかしそれは現代日本的風土であって、伝統的な武士道的さわやかさもないし、真のスポーツマンシップから一番遠いことだろう。

大変酷ないいかただが、前回のオリンピックは予期した成果はあげられないだろうと事前に予測していたがそのとおりになった。こんどの王ジャパンにはすこし期待していたので、辞退続出は残念である。


なんとかしてくれ、予告編

2006-01-07 08:59:44 | NHK

NHKの話である。民放にも予告番組はあるがNHKは質、量ともに民放より劣悪で節度がない。あまり視聴率が稼げそうもない情報番組、報道番組、教養番組に品のいい予告をいれるのはまあいい。

大河ドラマとか紅白とかいうマンネリ番組の予告編を長々と、頻繁に放送する神経をうたがう。みょうちきりんな半島人ドラマ(カン流とでもいうのかね)の予告をことあるごとに他の番組の間に挿入するに至っては言語同断である。免許を受けて排他的に電波を独占使用している責務をなんと心得ているのか(NHKの免許はホリエモンや楽天に与えたほうがましかもしれない)。ホリさんや、三木谷さんや、フジテレビやTBSばかり狙わずにNHKをターゲットにしたまえ。それでこそ、新時代の、新感覚の旗手であろう。

いつごろから「予告編」が幅をきかせてきたのか。昔はなかった。記憶にないということは気にならなかった範囲であったのか。とにかく公共の電波にドラマ、娯楽番組の予告編を入れる余裕があるのか。実のある放送内容があまりなくて、放送時間に骨ソショウ症状態が出来ているから、予告を多用するのではないか。水ぶくれ状態にあるNHKはチャンネル数を大幅にカットして、放送時間も一日10時間程度にするのが適正な規模であろう。

昔はニュース時間の4,5分前にスイッチをいれると天気予報とか、公共広報的な案内が入っていたものだ。ニュース番組を待つわずかな時間も無駄にならず、不愉快にならずにすんだ。今は不愉快な娯楽番組の予告編に襲われる。

竹中総務大臣は放送法第50条を適用してNHKの解散を命じるという話もある。彼岸あたりまでには決めてほしいものだ。