そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

不思議の国の日本

2010-05-29 | 政治と金

福島少子化大臣が罷免された。一般人の感覚からこの政治劇を見ていると、奇妙でおかしいことが解る。つまり、嘘をつきとおした首相が、当初の連立政権の約束を守100558ろうとした大臣を切り捨てるのである。嘘つき男が正直女を罷免する。

政治が一般感覚から程遠くなっていく姿がここにある。子どもたちの教育上よくないと、妙に良い子ぶった発言をここではして見たい。この政治劇は茶番である。世間のことをよく知らない鳩山が、誰にもとても良いことを言って、結局は最初から反対していた自民党案に戻ってしまった。何のための政権交代だったのか。何のための半年にも及ぶやり取りだったのか。

地元(沖縄)、政権内部、アメリカの3者にそれぞれ良い顔していたのであるが、結局M9386583アメリカの言い分だけを聞いたことになる。したがって、他の2つには嘘をつくことになっ てしまった。とりわけ、沖縄の人たちはどうなるのだろう。移転に伴い全国知事会でお願いする愚行をやってみたが、一斉に反論されてしまった。「安全保障の中身の説明がない」(神奈川)、「抑止力がどう機能するのか解らない」(新潟)、何より沖縄知事の「アメリカ兵による事件・事故が月平均26件もあり、沖縄だけに歪な負担がかかっている」には全く反論すらできなかった。

半年前には沖縄県民は、こぞって基地がなくなると思っていた。そのための、民主党全員勝利であり名護市長選などの、反対派の勝利である。県外移転を掲げて当選した民主党議員は何処に行くの?

政権を離脱することになるであろう、社民党の公党としての矜持を評価したい。虚言を重ね、自民党案に戻った鳩山には弁明の余地すらない

コメント (2)
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