そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

電磁波などの被害はあるのか?

2010-07-02 | マスコミ報道

世界的にミツバチが減少している。英国では17%、米国では20%も減少していCnn る。この蜂群崩壊症候群(CCD)の原因は、寄生虫や農薬、開発による環境変化、気候変動などがあげれれている。これにどうやら、携帯電話の放つ電磁波も影響しているのではないかと、CNNは報じている。

ミツバチの働きは蜂蜜生産だけではなく、90種以上の作物の授粉をここなっている。英国では3億ドル足らず、米国では120億ドルの価値があると言われているが、CCDの原因の一つに携帯電話の普及があるようである。

ミツバチの巣に1日2回15分通電した携帯電話をぶら下げただけで、ミツバチが著しく減少し、女王蜂の産卵が半減したそうである。携帯電話の発する電磁波が影響していると推察されるとのことである。

これに似た話はよくある。乳牛の牛舎の近くに、高圧線が設置されててから、牛の流産が起きたり繁殖成績が極めて悪化したとの、報告を読んだことがある。調査によると、弱い電磁波が常時流れていることが確認されている。

最近は、クリーンエネルギーの旗手の風力発電による低周波音が、人にもたらす影響も指摘されている。そういえば、携帯電話が普及し始めた頃、電磁波が脳に及ぼす影響や発育期の子供に与える影響が心配されていたが、携帯電話の普及とともに何処かに消えてしまった。

こうした目に見えない電磁波や音波は、人の健康に良いはずがない。症状が総じて緩慢で、目に見えないものであることに加えて、それらのものが現代技術の最先端を担うものであることから、あまり大きな指摘を受けずらい環境にあることも影響していると思われる。

こうした電磁波や音波に対する評価については、行政機関が責任を持って科学的に解明して欲しいものである。

コメント (4)
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