そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

風の電話ボックスという思いやり

2013-08-24 | マスコミ報道

本ブログは、昨日の記事で2,000回になった。もうすぐアクセス回数が90万回になる。何気なく言いたいことを書き始めたが、良く続いていると思うが、それも主に日本の政治が次から次へと、へまばかりやるからである。言いたいことが止まらない。
01岩手県大槌町に、外部と繋がる線のない”風の電話ボックス”という、白い電話ボックスがある。中には黒電話とノートが置かれている。

数年前に早期退職して、庭師となってここを終の棲家にした佐々木格さんという方が、自宅のメモリアルガーデンの隅に作った。

震災で身近な人を亡くした人たちへの、心のインフラと佐々木氏は呼ん02でいる。亡くなる前にせめて肉親と話しておきたかったことを、ここで話してほしいというのである。

亡くした親しい天国の人との話をするために置かれたものである。電話で話をする人もいるし、ノートに思いを綴って帰る方も多いようである。

庭には森の図書館と呼ばれる図書館も作った。震災前から計画していた石で囲われた図書館である。本は全国から震災以後集まったものである。

お役人では考えられないような発想であり、心温まる話である。世の中に文句ばかり言わないで、たまにはこうした話も紹介したいと思っている。

コメント (1)
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