国会周辺を数台の、右翼の街宣車が回っているそうである。左翼に対する攻撃的な行動ではないようである。表現方法は別にして、言っていることは正しものがある。街宣車を見ると、右翼の本気度が判る。(クリックすると大きくなります)
汚染水が7年で解決できるわけがない。それどころか、汚染水も含めた核廃棄物は、こんな短期間で解決できるわけがない。右翼の人たちは建前など考えることなく、科学的な判断を優先させていると言える。
日本を新自由主義体制に持ってゆくために、労働者からこれでもかというほどの権利を奪い、企業に貢献してきた小泉純一郎という首相がいる。雇用問題の全てはこの男が作り上げた。郵政民営化や自衛隊の海外派兵、ウソで塗り固められたイラク戦争をいち早く支持した男である。靖国神社参拝、中国や韓国の蔑視、自分の息子を後継者に仕立て上げ世襲の見本を作った、などなど何をとっても、この男を私は評価しない。
しかし、思い込んでからの行動やや政治家としての直感は鋭く、他に見ない人物であることには違いない。
小泉純一郎が、今月中ごろ脱原発のドイツと、フィンランドの核廃棄最終施設のオンカロを、三菱重工業、東芝、日立製作所の原発担当幹部とゼネコン幹部、計5人で訪問した。オンカロは10万年保存をめざす、世界唯一の核廃棄施設である。日本はもちろんのこと、世界中に核廃棄施設などない。核廃棄物は貯まるだけである。
小泉は記者の質問に答えて、「10万年だよ。300年後に考える(見直す)っていうんだけど、みんな死んでるよ。日本の場合、そもそも捨て場所がない。原発ゼロしかないよ」
今すぐゼロは暴論という声が優勢ですがという質問に答えて、 「逆だよ、逆。今ゼロという方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しいんだよ。野党はみんな原発ゼロに賛成だ。総理が決断すりゃできる。あとは知恵者が知恵を出す」
小泉も含めた右翼が、真剣に核廃絶を考えている。良く判らないが悪いことではない。
<私の本「そりゃないよ獣医さん」の出版社が倒産した。そこで電子ブックにしました。>下記参照ください。こちらアマゾン