そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

安倍晋三は「右翼の軍国主義の首相です」

2013-09-26 | 安倍晋三

安倍首相が、自民党とつながりが深いシンクタンクのハドソン研究所で講演し強気の姿勢を示した。「私を右翼の軍国主義者と呼ぶなら呼んでください」と発言した。

国内では丁重な姿勢の発言もあるが、国外に出ると強気の発言が目立つ。消費増税を国内議論がないまま発言した。オリンピック招致では、平気で大ウソついた。Photo
今回は、集団的自衛権を容認する姿勢を明確にした。国内では、お気に入りの「識者」を集めた、有識者会議ですらまだ検討段階である。与党の公明党は置いてきぼりである。

自らを積極的平和主義者と名付けて、安全保障に環を強く大きくするとも発言した。軍国主義者が、平和主義者であるとは良く解らないが、憲法解釈による集団的自衛権の考え方を否定した。

中国を意識して、周辺国が軍事増強する中、日本は手をこまねいているわけにはいかないと、軍事増強の姿勢を示した。なるほど、確かに軍国主義者ではある。

さらには、大胆な減税をすると発言した。法人税の減税を帰国早々手を付けるとのことである。庶民には、大胆な増税が待っているが、法人には減税をするというのである。これも、野党はもちろんのこと与党内にも、異論がある。

自民党は衆参の選挙に勝利し、虚脱状態から脱することのできない民主党をはじめとして、野党連携など考えられない状況である。とりあえず、数字上の成長はあるし、オリンピック招致も決めた。敵がいないのである。

国家安全保障会議(日本版NSC)設立法案や秘密保全法の成立への動き、内閣官房長に腹心を置いた。なるほど右翼である。

安倍はここにきて、従来からの本性をむき出しにしてきたのである。安倍は「右翼の軍国主義者」である。その通りである。

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