そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

安倍首相は嘘つきました

2013-09-08 | 政治と金

2020年のオリンピックの東京開催が決定された。イスタンブールとの決選投票は、東京有利は客観的にみても動かなかった。海外メディアPhotoは、安倍首相の演説が大きく影響したと報じている。

安倍首相は、G20のサンクトペテルスブルグから、20数時間かけて駆け付けたことも評価されたが、放射能が安全であると大見得を切ったことが、オリンピック委員を納得させた。

東京は安全であって、放射能は(現在の漏水事故のことか)300メートル四方に封じ込めていますと言い放った。明らかに嘘である。300キロメートルの間違いでないか。

嘘も方便で人を救うこともあるし、ばれないこともある。しかし、今回の嘘は絶対にばれることになる。それでも、この場はオリンピック委員さえ騙しておけば、あとは何とかなると思ったのであろう。この程度は政治家の方便の範囲かもしれない。

放射能は現実に地下水を汚染しているし、防波堤内はもちろんのこと、周辺まで流れ出ていることも分かっている。凍結壁で遮断を試みようとしているが、それもこれからのことである。効果のほどもよく解らない。

汚染水の貯蔵タンクは、増えていくばかりであるが、急ごしらえのタンクは2020年まで持たない。

これまで空中に飛散して北関東や海洋に降り注いだ放射能は、もう消えたと思っているのだろうか?漁業者は騒ぎだしているし、韓国も周辺8県の魚介の輸入を禁止した。

我々はなれてはいるが、オリンピック委員も海外のメディアも、日本の首相が嘘つくと思っていない。今後どうするのだろう。

でも、悪くはないだろう。放射能を封じ込めているのなら、再稼働など考えずに、300メートル四方に封じ込めていただきましょう。日本には、嘘から出た真(まこと)という言葉もある。

コメント (7)
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