今年神奈川県の一主婦が始めた、憲法九条をノーベル平和賞にという
運動が輪を広げ、ネットで協力できるようになった。私も推薦人の一人として、名を連ねさせていただいた。
事の始まりは、左の東京新聞の記事である。(クリックすると大きくなります)駅前で個人的に署名活動をしていた、鷹巣直美さんの小さな運動を紹介した記事である。
「EUが地域の統合によって国家の和解と平和を進めた」として、ノーベル平和賞を受賞したのが、きっかけとなった。70年近くも日本に戦争させなかった、憲法九条にも資格があると思い立ったとのことである。
ネットで紹介されてからは、その輪は一層広がった。安倍政権が改憲に向けて、前のめりになっていることも大きく働いていたであろう。
推薦資格を持つ学者たち43人も名を連ね、正式に推薦することになっ
た。受賞するのは憲法ではなく、日本国民ということである。
ノーベル委員会から、「ノーベル委員会は、あなたの提案をうけとりました」「ことしは278の候補者が登録されています。受賞者の名前は10月10日に発表されます」という正式な受理文書が昨日届いた。
10月10日が待ち遠しいが、状況は厳しいと思われる。それにしても、この報道がほとんどなされていないのは納得できない。受賞のあかつきには是非とも、安倍晋三に受け取ってもらいたいものである。
羅臼港
春誓い羅臼港