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ブッシュがイラクが大量破壊兵器を所有し、スカッドミサイルはロンドンが射程距離内にあると、国連の調査では確認できなかったという報告を無視して、アメリカはイラクに攻め入った。アメリカのイラク侵攻をいち早く支持したのが、イギリスのブレアと日本の小泉純一郎である。ドイツとフランスは国連の調査を重んじて反対をしていた。
日本では民主党政権下で、岡田克也外相が検証委員会の設置をしたが、自民党政権になりA4用紙わずか4枚の報告があり、「おおむね正当」としている。これに関して安倍晋三は更なる検証は必要ないと蹴とばしている。
ブレアは独立委員会の報告に、「イラク戦争は正しかった。戦後世界はよくなった」と、信じられないコメントしている。独立委員会は、有識者5名で7年がかりで150人以上の聴取し、膨大な政府文書を分析している。ブレアは何があってもアメリカについてゆくと、ブッシュに述べている。
即座にアメリカ支持をした小泉も、アメリカの要請を受けざるを得なかったと側近が述べている。それでも個別的自衛権を限界とした小泉政権下では、復興支援でサマワに自衛隊を派兵するのがやっとであった。安保関連法が国会を通過した現在安倍政権であれば、重火器を装備して参戦していたに違いない。何しろアメリカの要請であるから、即刻参戦することになる。
遅れてアメリカ支援に賛成し、イラク戦争に加わったオランダは、独立委員会を設け国際法に違反していたと述べている。オバマですら愚かな戦争であったと結論付けている。名古屋高裁は憲法違反と結論付けている。
誰が見てもこの戦争に正当性などなかったといえるが、日本では全くこの戦争を検証すらしていない。イラク戦争の自衛隊の海外派遣の根拠を曖昧にしたままで、安保法案が成立した現在、この法律がそれこそ戦争法と名指しされることが正当性を持つことになってくるのである。
現在の中東の混乱と世界に広がったテロは、ブッシュがイラクに侵攻してイラク市民を10万人ともいわれる被害者を出した戦争が引き起こしたものである。世界の危険を取り除いたと豪語したブッシュの言葉とは裏腹に、世界中にテロは拡散している。日本はこの戦争を支持したのである。安保関連法を持った現在だからこそ、日本はイラク戦争を徹底的にそして正当に検証するべきなのである。
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