防衛大学校の卒業式は、帽子投げの歓喜で終わることで知られている。卒業者はこの喜びを、同級生と共有することで卒業を実感する。ところが今年は少々変わったことが起きている。今年の卒業生は、集団的自衛権第一期卒業生と言われている。自衛隊に任官せずに民間に行く卒業生、いわゆる任官拒否者が47名になったというのである。昨年の2倍以上になったのである。安倍晋三は、この47名の卒業式参列を認めなかった。彼らは、私服に着替えさせられて裏門からこっそり帰らされたのである。極めて異例のことである。
防衛大学校の学生は、公務員とみなされて250万円ほどが支払われている。それを根拠にしているようでもあるが、任官しなければこの手当を返還せよとの声もある。在学生への圧力になっているが、それでも今年は10%を超える、任官拒否者がでたのである。
自衛隊を巡ってはもう一つ気になる動きがある。日本では政府高官など、即ち正副大臣や最高裁判事や特命の大使などは、天皇が任官証を直接手渡しすることになっている。こうした「認証官」は、天皇認証が必要な限られた地位ということであるが、このことも私はどうかと思うが、安倍晋三は自衛隊の制服組の最高指揮官、幕僚長も、認証官に格上げを画策しているというのである。これは戦前の軍隊と同じ扱いで、天皇の軍隊を創ろうとしているかに見えもする。
ただでさえ、稲田朋美という軽い女が思想が近いという理由であるが、安倍晋三が厚遇して防衛大臣就任してから、自衛隊の中はおかしくなっている。南スーダンの日誌隠蔽についても、大臣の権威など全くない状況であることが、稲田の就任以降省内で起きていることを伺わせる。文民統制どこ吹く風である。制服組の横暴が、防衛庁から防衛庁への格上げ以降、粛々と進んでいるかに見える。
安倍晋三が二期目の政権に就いてから、防衛費は他の省庁予算をしり目に毎年増加の一途である。積極的平和主義とは、軍事力を巨大化することなのである。
防衛大学校の学生は、公務員とみなされて250万円ほどが支払われている。それを根拠にしているようでもあるが、任官しなければこの手当を返還せよとの声もある。在学生への圧力になっているが、それでも今年は10%を超える、任官拒否者がでたのである。
自衛隊を巡ってはもう一つ気になる動きがある。日本では政府高官など、即ち正副大臣や最高裁判事や特命の大使などは、天皇が任官証を直接手渡しすることになっている。こうした「認証官」は、天皇認証が必要な限られた地位ということであるが、このことも私はどうかと思うが、安倍晋三は自衛隊の制服組の最高指揮官、幕僚長も、認証官に格上げを画策しているというのである。これは戦前の軍隊と同じ扱いで、天皇の軍隊を創ろうとしているかに見えもする。
ただでさえ、稲田朋美という軽い女が思想が近いという理由であるが、安倍晋三が厚遇して防衛大臣就任してから、自衛隊の中はおかしくなっている。南スーダンの日誌隠蔽についても、大臣の権威など全くない状況であることが、稲田の就任以降省内で起きていることを伺わせる。文民統制どこ吹く風である。制服組の横暴が、防衛庁から防衛庁への格上げ以降、粛々と進んでいるかに見える。
安倍晋三が二期目の政権に就いてから、防衛費は他の省庁予算をしり目に毎年増加の一途である。積極的平和主義とは、軍事力を巨大化することなのである。