![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/b0/0c85270cf55d8ce9ca3aa5fd75b37b10.jpg)
森友学園問題の核心は、小学校用地として国有地を鑑定評価より8億円以上安い1億3400万円で購入していたことである。その理由が、ゴミが出たということである、もしくはゴミが出そうだという事で億円も値下げしたことである。
払い下げ価格については、事前に国税庁(近畿理財局)からいくらなら出せるかと打診があったと、籠池氏はボイスレコーダーを公開している。さらに10年での分割払いが認められてもいる。籠池氏は1億6000万円なら払えると答えているから、国税庁はこの男の要求を呑んだ結果になっている。因みにゴミは予測された2万トンをはるかに下回る200トン足らずしか出ていない。僅か100分の1である。
理財局の職員は建設予定の学校は安倍晋三記念学校と仮称し、安倍昭惠が名誉校長となることで怯えたかもしくは、触れることもできなかったのかと思われる。これを忖度と世間は呼ぶが、あってはならないことである。
かつてのように金が動いた痕跡はないようだが、安倍晋三は内閣人事局を作り官僚に対して、巨大な人事権を持つようになり官僚は安倍晋三一派に怯えるようになった背景がある。今回も、安倍昭惠と安倍内閣を記憶にないと言って、国会でかばい続けた迫田英典が国税庁長官に栄転する。ご立派な人事である。
麻生財務大臣は、「職員を信じている。逮捕された男の話は信じない」と言って、またしても籠池攻撃をしている。籠池の逮捕は補助金のちょろまかしであって、払下げの問題ではない。
籠池夫婦の逮捕で奥さんの、「なんで昭惠さんが逮捕されへんの」という言葉が、耳に残る。