そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

「オスプレイという飛翔体が来ました、硬い建物か地下などに隠れてください」となぜ放送しない

2017-08-30 | 朝鮮半島
昨日岩国基地を発った欠陥輸送機のオスプレイが、大分空港に緊急着陸した。普天間基地への帰還途中の、普天間所属のオスプレイである。オーストラリアで墜落したのも、普天間所属であった。
火を噴いている映像もある。相も変わらず、小野寺防衛大臣は、「計器に異常が生じたのでの緊急着陸であった」と、アメリカ軍の伝聞発表をしただけである。地位協定を盾にアメリカは飛行ルートさえ公表していない。事故の内容など教える気もない。
着陸と同時に左の翼から火が吹くのが確認されている。その後白い煙が上がっている。白い煙は最初は横に勢いよく流れていたので、どこか爆発があった可能性もある。計器に異常があったとのことであるが、飛行できなくなったのであるからあったり前だろう。どの計器に異常があって、どんなことが起きたのか、どのような対応したのかを発表してこそが、事故報告である。それがなければ事故対策ができるわけもない上の絵は、NHKの報道を撮って添付したものである。火を噴いているのが解るが、事故慣れしているオスプレイ乗員の対策が美味かったのだろう延焼は食い止めた。噴き出す白い煙は水蒸気ではない。いずれにしても獣だな構造的な欠陥が推測される、今回のオスプレイ事故である。

北朝鮮の弾道ミサイルが飛んだできたと大騒ぎであるが、下の図は人間の目に最も近いものである。北海道に飛んできてはいるが、津軽海峡を意識した弾道路であり、その時点では550キロ上空の成層圏の遥か彼方、10倍もの高さを飛んでいるのである。どう見ても北海道上空とは言えない。安倍晋三は北海道に向けて発射されたと言ったが、完全に把握しているにはあまりにもお粗末な分析と言える。
襟裳岬沖1100キロとは笑うしかない。根室沖か択捉島の南50キロとかいうべきであるが、何とも恣意的な国の言い回しである。「ミサイルは津軽海峡を抜けて、北太平洋上に落下した」というのが正確な表現である。
政府は予告がなかったというが、オスプレイの事故など予告も何もない。予告ないが予測は可能である。北朝鮮のミサイルは予告はなかったが、自慢げにその後の発表がなされる。オスプレイについては何も発表されることがない。
北朝鮮のミサイル発射を非難する決議が国会の防衛委員会や東京都議会で決議している。それもいいが、オスプレイ非難の決議もやっていただきたいものである。オスプレイ事故の方が庶民にとっては、余程現実的である。
コメント (7)
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