森友、加計学園問題、自衛隊日報問題の謝罪を内閣改造の記者会見の冒頭で、安倍晋三は謝罪を口にして頭を下げた。これまで謝罪を口にすることなどほとんどなく、ましてや頭を下げることなどやったことがなく、ぎこちなく不釣り合いというより真意隠しとしか思えない、記者会見である。単なる演技であるが、自らに近いもので固めたこれまでと異なって、やや距離を置く人物も閣内に取り込んだ。野田江聖子は変心しない、次期総裁選には出馬すると明言したが、外務大臣を受けた河野太郎はこれまで通り変身するであろう。問題を抱えたり何か起こしそうなポストは再任などで固めた。新任議員は少なく新鮮味を各内閣人事である。
今回の組閣は、支持率の低迷を受けての冒頭の安倍晋三の猿芝居である。支持率の低下は、安倍晋三自身とその取り巻きの”疑惑”である。森友学園の前理事長夫妻を収監しても、国有財産をほぼ無料で払い下げた安倍晋三と昭惠を取り巻く疑惑は、内閣改造で晴れることはない。理財局が8億円引きの試算をしてきたメモが残っている。国側の交渉経過資料は廃棄したと一点張りである。このような奇怪な経過は後々参考にしなければならない事例のため、官僚が廃棄することなど考えられない。
内閣改造では疑惑は晴れることはない。しかし内閣改造で、多くの国民は疑惑を忘れてしまうことはある。そのための内閣改造の猿芝居である。妙に神妙ぶりを装っているのもそのためである。
その”疑惑”の本質はなにかと言えば、真実が知られてしまったっために真実を隠ぺいしようとする側の表現が、真実を”疑惑”という言葉で置き換えた表現にしているだけのことである。
内閣改造をたところで、森友学園の国有地のほぼ無料払下げの”真実”はそのままである。内閣改造をしてみたところで、加計学園に必要もない獣医学科増設を獣医師になれなかったドラ息子を抱える腹心の友のためにだけ、岩盤規制をして国有地の売却と規制緩をした”真実”はそのままである。PKO五原則に違反する戦闘地に自衛隊を派遣した事実はそのままである。
今回の組閣は、支持率の低迷を受けての冒頭の安倍晋三の猿芝居である。支持率の低下は、安倍晋三自身とその取り巻きの”疑惑”である。森友学園の前理事長夫妻を収監しても、国有財産をほぼ無料で払い下げた安倍晋三と昭惠を取り巻く疑惑は、内閣改造で晴れることはない。理財局が8億円引きの試算をしてきたメモが残っている。国側の交渉経過資料は廃棄したと一点張りである。このような奇怪な経過は後々参考にしなければならない事例のため、官僚が廃棄することなど考えられない。
内閣改造では疑惑は晴れることはない。しかし内閣改造で、多くの国民は疑惑を忘れてしまうことはある。そのための内閣改造の猿芝居である。妙に神妙ぶりを装っているのもそのためである。
その”疑惑”の本質はなにかと言えば、真実が知られてしまったっために真実を隠ぺいしようとする側の表現が、真実を”疑惑”という言葉で置き換えた表現にしているだけのことである。
内閣改造をたところで、森友学園の国有地のほぼ無料払下げの”真実”はそのままである。内閣改造をしてみたところで、加計学園に必要もない獣医学科増設を獣医師になれなかったドラ息子を抱える腹心の友のためにだけ、岩盤規制をして国有地の売却と規制緩をした”真実”はそのままである。PKO五原則に違反する戦闘地に自衛隊を派遣した事実はそのままである。