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日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

そういうこと? PKO日報の消去。

2017-03-18 09:08:27 | 社会問題
南スーダンへの自衛隊のPKOに基づく、駆けつけ援護派遣について、現地の自衛隊の日報がなくなっていた云々が取りざたされている。
保存先が2か所で、実はその1か所では記録が残っていたとか。

去年の、稲田防衛大臣の珍妙な国会答弁にもかかわっているのだろうか、と邪推してしまう。

確か、防衛大臣の国会での現地の状況説明の際に、「戦闘状況だと表現すると憲法違反になるので、現地の現状は戦闘状態ではなく、衝突があった、ということです」というような、みょうちくりんな言い回しでした。
その当時のことも、当然現場の自衛隊では日報をつけています。
そこでは、戦闘が、、、という、表現で報告されている、らしいでです。それが表面化するとまずいので、伏せたかったから、記録がないことにしたかったのではなかろうか、と勘繰りたくなります。専門家の方は、初めからそれが問題と気づいていらっしゃったのですね。数日たって、理解するぼんやり屋です。

子供のころ、母が語る戦争の話では、「支那事変」という言い方をしました。徴兵されて父たちは一兵卆として中国に送られたのですが、それは戦争ではなく「事変」。ふぅ~ん、と子供だった私は鵜呑みにしていました。後で、近代史以降の本を読むようになって、第一次戦争後に結んでいた不戦条約に抵触するので、戦争ではなく、事変だと公、国民には説明していたのでした。

今回も、共通するものを感じます。

憲法違反になるから、戦闘という表現を避けて、衝突があった、そう書くべきだったのに、現地はありのままに書いたので、秘匿しなくてはならない、そういう構図が見えてきました。

これが今の政府のやり方なのでしょうか。

8億円を減額した契約についても、契約成立後に経過を記した書類はすべて処分されている、とか。

お~い、関係部署のみなさん、あなた方全員が上司の指示に納得しているわけではないでしょう。それでも、生活が懸かっているから我慢しているのでしょうね。
コメント
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