Obra, Antonino Pons
Antonio Ponsのこの作品は、小舟に乗った仙人を思わせる。スペインに仙人がいるかどうかしらないが。つまり、どこか東洋的である。
夜、仙人は、小舟を浮かべ、どこかへ行こうとしている。
夜、と私が想像するのは、彼の顔が三日月の形をしているからである。
どこかへ行こうとしている、と思うのは、彼が立っているからである。座って、瞑想しているのではない。
それにしても、なんとリズミカルなのだろう。
形の変化と、色の変化が、静かで、美しい。
背後の茶色い夜。その空間の高さ。左手は、その背景からはみ出している。小さな舟も、背景からはみ出している。
こうした変化が、どこかへ行こうとしている、その動きを強調しているのだが、彼は決して急いでいない。
時間の中で、彼はダンスをしている。どこかへ行くということを楽しんでいる。目的地は問題ではない。移動するその時間を楽しんでいる感じが、とても楽しい。
Al ver esta obra de Antonio Pons, imagino a un ermita en una pequeño barco. Y es algo oriental.
Por la noche, el ermita flota en el barco y se dirige a algún lugar.
De noche, imagino, porque su cara tiene forma de luna creciente.
Creo que va a alguna parte porque está de pie. No está sentado, meditando.
Y sin embargo, qué ritmo tiene.
Los cambios de forma y color son tranquilos y hermosos.
La noche marrón detrás de él. La altura del espacio. La mano izquierda sobresale de su fondo. El barco también sobresale del fondo.
Estos cambios enfatizan el movimiento, intentando ir a algún sitio, pero nunca tiene prisa.
Está bailando en el tiempo. Le gusta la idea de ir a algún sitio. El destino no es importante. La sensación de disfrutar del tiempo que se mueve es muy agradable.