福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

海雲台 冬の光フェス

2016年12月04日 | 【釜山情報】

冬の海雲台ビーチがきれいなイルミネーションに彩(いろど)られ、
ロマンティックな観光スポットになっている。

この冬はプサンに行けそうにない「ヲタク」だが、一度くらいは
カメラを肩に下げ足を運んでみたいスポットだ。


△連合ニュースより

ところで、このイベントの正式名称である「海雲台ラッコ光のフェス
ティバル」には首をかしげてしまった。

プサン市の公式ウェブサイトによれば、「ラッコ」には、「ROCK GO」と
「楽」しくて気分が「高」まる、という意味が込められているとのこと。

こうした独りよがりで意味不明の造語は、観光客(少なくとも日本人)に
対して何のアピールにもならないばかりか、むしろ、ロマンティックで
華やかなイメージ形成の邪魔になると思うのは「ヲタク」だけだろうか?

例によって余計なお世話だとは思いつつ、書き記しておく。

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겨울 바다와 해운대 빛축제
冬の海と海雲台光のフェスティバル

(連合ニュース 12月2日)

2일 오후 부산 해운대해수욕장 이벤트 광장에 세워진 높이 18m 대형
크리스마스트리에 불이 들어와 화려한 야경을 선보이고 있다. 크리스마스트리
점등을 시작으로 막이 오른 '제3회 해운대라꼬 빛축제'는 '겨울 바다,
우리의 사랑 이야기'를 주제로 내년 2월 12일까지 73일간 해운대 밤을
환하게 밝힌다.
2日午後、プサン市海雲台ビーチのイベント広場に建てられた高さ18mの
大型クリスマスツリーに灯がともり周辺を華やかに照らしている。この日の
点灯で幕を開けた「第3回海雲台ラッコ光のフェスティバル」は、「冬の海、
愛の物語」をテーマに来年2月12日までの73日間、海雲台ビーチの夜を
鮮やかに彩る。


(終わり)



参加カテゴリ:地域情報(アジア)


韓国の集団主義と政治

2016年12月04日 |   〇政治・経済


△12月3日(土)第6次光化門広場キャンドル集会(ニュース1)

今回のパク・クネ大統領弾劾劇について、「ヲタク」は、あくまで
ネットメディアを通じて観察しているに過ぎない。


△第6次光化門広場キャンドル集会(東亜日報)

それでも、週ごとに拡大する大規模デモが大統領を追い詰めていく
過程を見ながら、
韓国民衆の底力をまざまざと見せつけられる思いが
している。


△第6次光化門広場キャンドル集会(ニュース1)

また、その一方で、今回の集団発作にも似た国民的熱狂に、何かにつけ
一色に染まりやすい、韓国社会の集団主義文化(関連記事)の一つの
典型を見る思いがしていることも事実だ。


△第6次光化門広場キャンドル集会(毎日経済新聞)

どんな社会現象にも肯定的な面、否定的な面を含め様々な要素が混在して
いるのは当然のことなので、そうした「ヲタク」の2面的反応に対し、
「ヲタク」自身は納得している。


△12月3日ウルサン市(ニューシス)

ところで、デモ参加者の少なからざる部分は、パク大統領の即時辞任と
ともに逮捕拘留を求めている。


△12月3日光州市(ニュース1)

思えば、この間、パク政権が進めてきた政策は一方的で非常に強権的な
ものであった。

左派政党の強制解散(関係者1名収監中)、教職員労組の非合法化を
はじめとする労組弾圧、さらには父親の業績を美化する国定教科書の
ごり押し(進行中)など、例を挙げれば枚挙にいとまがない。


△12月3日春川市(ニューシス)

「創造経済」の掛け声とは裏腹に不況脱出の出口は一向に見えないまま、
国民各層から恨みを買うような政策ばかりを推し進めてきた反動が、
今まさに全国で噴出していると見れば、今回の弾劾劇も自らが招いた
必然の帰結なのかもしれない。


(終わり)



参加カテゴリ:地域情報(アジア)