アメリカは、やはり恐ろしい国である。
黒人の肌を白人の肌に近づける皮膚漂白(ホワイトニング)技術が、
日進月歩の発展を遂げているという。
現時点で、巨額のお金さえ投入すれば、世界の歌姫、ビヨンセや
メジャーリーグで大成功したサミー・ソーサのように、まるで魔法でも
かけるようにごく自然に肌を白くできるのだ。
△白人化するビヨンセ
そして、韓国では、庶民にも手が出せるくらいの額のお金を積んで
数回の注射(あるいは点滴)を打てば肌が白くなるというビヨンセ注射
(別名「白玉注射」)、つまり美白注射が、女性の間で人気を集めて
いるという。
別の意味で恐ろしい話である。
現在、韓国社会で「동네북」(猫からも杓子からも叩かれる人)状態と
なっているパク大統領も、大統領府でビヨンセ(白玉)注射をはじめ、
アンチエイジング(胎盤)注射や疲労回復(甘草)注射を打っていた
という疑惑まで持ち上がっている。
<追記>
現在、義母の看病のためプサンに滞在している妻(韓国人)が、
「ヲタク」に内緒でこの種の点滴を受けてしまうのではないかと、
「ヲタク」は本気で心配している。
もし、読者の中で、奥さんの口から「韓国」と「ビヨンセ」という
単語がセットで出てきたら、早めに対策を打つことをお勧めしたい。
(終わり)
12月6日、ネイバーの中国語講座「今日の会話」は、上記のような
内容だった。
中国語の学習を終えた「ヲタク」は、内容が気になり、実際に中国の
baidu(百度)で確認してみた。
すると、少なくともネット上では、簡単に「思密達(スミダ)」の
使用例が発見できた。
中国の中高生の間で、語尾に「思密達」を付ける言い方がかなり流行して
いることは間違いないようだ。
△ある高校生が数学の質問をする際に・・・。
例えば、「謝謝」(ありがとう)に「思密達」をつけて
謝謝思密達<シェシェスミダ>。
△ある高校生が国内旅行の報告をしながら・・・。
「再見」(さようなら)に「思密達」をつけて
再見思密達<ツァイチエンスミダ>。
「ヲタク」や日本に直接の関係があるわけではないが、異文化の交流と
いうのは、実におもしろいものだ。
(終わり)