■젖소 부인 바람났네 「(仮)豊乳貴婦人の火遊び」1996年 ●●●--
(361)
韓国の「エマニエル夫人」とでも言えばよいのだろうか?
いや、反響の大きさだけで比較すれば、おそらく「エマニエル夫人」など
足元にも及ばない。
観客動員数に関する記録は残っていないが、韓国エロ映画界に不朽の
金字塔を打ち立てたのが、この「젖소 부인 바람났네」(豊乳貴婦人の
火遊び)である。
△主演のチン・ドヒ(映画より)
あまりの反響の大きさにシリーズ化され、実に第9弾までの続編が
作られたほどである。
それほどの作品なので、「ヲタク」自身、過去、数多くの関連情報には
接してきたが、実際にこの目で作品を見たことはなかった。
(ごく最近の例で言えば、映画「甘く、殺伐とした恋人<2006>」の
中で、主人公である堅物の大学講師の男は、チン・ドヒの出演作
ビデオをこっそりコレクションしていた。)
そこで、今回、ネットを通じて初めてこの映画を鑑賞してみた。
△2人のダンスのBGMはホイットニー・ヒューストン
勃起不全の年配の夫を持つ若くてグラマーな夫人と野心的な青年との
危険な情事を、赤裸々に描いたソフトポルノだ。
物語の展開に関しては理解に苦しむ場面もあったが、とりあえず、
主演女優のチン・ドヒ(진도희)が、豊満な肉体を惜しげもなく
さらしていた。(評価●●●の意味)
ただし、濡れ場のエロ度に関しては、1990年代と言う時代的制約も
あってか、近年のちょいエロ映画の方がよほど過激である。
(終わり)
■색즉시공(色即是空) 「セックス イズ ゼロ」 2002年 〇〇〇--
(360)
2002年、400万人を超える観客を動員し、その年、韓国映画として
最高のヒットを記録した映画(韓国映画振興委員会の統計より)。
大学生を主人公にしたエロチックな学園コメディ(青少年観覧禁止)
だが、中盤からはシリアスでヒューマンな展開になる。
ところで、「ヲタク」は、この映画で初めてハ・ジウォンの魅力に
心を奪われてしまった。
この映画で彼女は、ベッドシーンから中絶手術、そして血まみれに
なってトイレに倒れ込む姿まで、それこそ体当たりの演技で一人の
「女」を演じて見せた。
彼女の女優歴(韓国映画の歴史)からすればおかしな話になるが、
この映画は、これまで「ヲタク」が彼女に持っていた「かわいい妹」的な
イメージを完全に壊してくれた、と言える。
(終わり)
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