■고령화 가족 「ブーメランファミリー」 2013年 〇〇〇--
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2013年、110万を超える観客を動員した家族ドラマ。
母親と2人で実家に暮らす刑務所帰りの長男。そこに生活苦から実家に
戻った三流映画監督の次男が加わり、さらに妹まで高校生の娘を連れ
実家に戻って来た。
この5人の家族が織りなすドタバタ劇を通じて、強い家族愛を描いた
コメディータッチのヒューマンドラマだ。
△この動画は「바지사장」を英語で「straw owner」(見せかけのオーナー)と訳していた
ところで、この映画では、韓国語の「바지사장」(直訳=ズボン社長)の
持つ、深い意味を知ることができた。
長男が、拉致された姪っ子を闇の風俗店から救い出すため、旧知の
暴力組織が経営する闇カジノの「名義上の社長」を引き受ける。
その時、彼が語ったセリフを通じて、学ぶことができたのだ。
△長男が刑務所行きを覚悟の上、「名義人社長」を引き受けた闇カジノ(映画より)
つまり、闇カジノが警察に摘発された場合、本当の経営者の代わりに
逮捕され、法的な責任をかぶり刑を務める「トカゲのしっぽ」のような
名義人社長のことを俗に「바지사장」というのだ。
韓国語の原語には、いつでも脱ぎ捨てることのできるズボンのような
立場の社長という意味が込められているのだろうか?
いずれにしろ、この「바지사장」。
長い間、そういう言葉があるのは知っていたが、よく意味がわからない
まま、放っておいた言葉だった。
(終わり)
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1月29日(火)、複数の韓国メディアで紹介されたアムールトラの
子どもの動画を深追いしてみた。
ロシア語学習者(初級)として、韓国の報道の元ネタであるロシアの
情報に直接、触れてみたいと考えたのだ。
プサンのロシア人街(中華街)で何度もボルシチを食べた人間としての
意地もあった。
Сразу четыре тигренка попали на видео
в нацпарке «Земля леопарда»
△2018年12月「ヒョウの国」国立公園で撮影されたアムールトラの子ども(公式ビデオ)
関連の公式ビデオ(YouTube)は、意外と簡単に見つかった。
野生のトラの子どもたちの仕草が、何とも愛らしい。動物好きの
中高年「ヲタク」にとっては、まさに癒しの動画である。
ところで、Googleマップでは、ロシア語の«Земля леопарда»を
日本語で「ヒョウの国」(Land of the Leopard National Park)と
訳してあった。
ウラジオストクの近郊ではあるが、ロ中朝の3か国が国境を接する
密林地帯に位置するヒョウやトラなど野生動物の保護区だ。