福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

独立映画社の詐欺被害

2021年04月14日 |  〇映画・映画音楽
노가리   「ノガリ映画社」 〇〇〇--
(1397)



2021年に公開されたインディーズ系のコメディ映画。

インディーズ系の映画製作チーム「ノガリ」(原意は
スケトウダラの幼魚。韓国では干物が人気。)に集う
7人の男女を主人公に、実話をもとに創作された作品。



国内の映画祭で一度だけ作品が上映された経歴を持つ
若手の無名監督を中心に、それぞれ別のアルバイトで
生計を立てている俳優志望のメンバーたちが、いつ
解散してもおかしくない製作チームに集い、製作費を
投資してくれる会社や個人を待ちわびていた。

そういうチームの元に済州島の土地成金の代理人を
名乗る中年男から、100億ウォン(約10億円)の
投資話が舞い込む。

しかし、苦労してシナリオを完成させた段階になって、
結局、その投資話が真っ赤な大ウソだったことが
判明する。

済州島に集結したメンバーらは、中年男の居場所を
突き止め、激しく問い詰めるが、聞かされたのは
拍子抜けするような言い訳話。

そんな目に会いながらも、「ノガリ」に集う面々は、
おもしろい映画を作りたい、演技がしたい、という
夢を捨てない。

さっそく、この被害談(実話)をネタに映画を作る
ことにしたのだった。転んでも、ただでは起きない、
ということか。



(終わり)