福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓映画とパンクな同胞

2021年04月21日 |  〇映画・映画音楽
서울 캠프 1986「ソウル・キャンプ 1986」 〇〇〇〇-
(1402)



2015年に公開された韓米合作の青春ドラマ。

1980年代に実施されていた海外同胞高校生対象の
サマー・キャンプ(夏季母国経験研修)を題材にした、
笑いあり涙ありのハートフルコメディだ。

実話に脚色を加えた作品で、劇中の会話の9割以上が
英語(ハングル字幕付き)だった。



日本から修学旅行に来た韓国系高校の同胞生徒ら
との喧嘩沙汰の際には、日本語も登場していた。

いずれにしろ、韓国語が全く話せないパンクな韓国系
アメリカ人少年を主人公に、韓国系のメキシコ人や
ドイツ人など移民2世、3世らが「母国」(祖父母、父母の
出身国)で繰り広げるドラマの数々に、すっかり
引き込まれてしまった。

高校生であっても酒、タバコ、セックスは当たり前という
主人公たちの価値観からか、韓国では成人指定を受けた
映画だが、実に見ごたえのある、いい作品だった。



(終わり)

強盗もチャジャン麺

2021年04月21日 |  ┣銀幕のチャジャン
正直、「ヲタク」自身が少しうんざりしてきた「韓国
映画とチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)」シリーズ。

それでも、そう簡単に終わらせるわけにはいかないのが
このシリーズだ。

今回の観察作品は、1999年に公開された韓国犯罪コメディの
名作「アタック・ザ・ガスステーション!」(鑑賞番号379)。


△深夜の出前に不機嫌な配達夫<映画より>

この作品では、ガソリンスタンドを襲撃し占拠した
4人組の主人公(強盗)たちが、スタンドに2度も
中華の出前を取った。


△おいしそうに出前のチャジャン麺を食べる4人組<映画より>

しかも、つけで。


△2度目のチャジャン麺<映画より>

もちろん、出前のメニューの中には2度とも、しっかり
チャジャン麺が含まれていた。

時と場合によっては(?)、強盗によるつけ払いも
可能なのが出前のチャジャン麺なのだ。


(終わり)