福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

長春芳と2軒の鴻盛坊

2010年01月01日 |   ┣炒肉飯


△2009年冬の釜山中華街

2009年冬のプサン訪問でも、「ヲタク」は3食のチャプチェパ
(炒肉飯)を賞味することができた。

3泊4日(船中1泊)という短い日程の中で3食もチャプチャパを
賞味したのは、例によってわけがある。

昨年の冬に立てた「プサン中華街の全ての店でチャプチェパを
賞味する」という計画を実行するためだ。

「ヲタク」の粘着質な性分については、すでに、当ブログで
折に触れ紹介済みだ。

しかし、何よりも肝心なことは、ただ単純に「ヲタク」は
チャプチェパが好きなのだ。

2009年の冬も、「ヲタク」は、ささやかな感動と小さな
幸せをかみしめながら、3軒の中華料理店で大好物の
チャプチェパを食べた。

・・ ・・

■ 長春芳(通算6軒目)

まずは、長春芳。

ここでは、店の写真を撮り忘れてしまっていた。

今回のプサン訪問では、多数のミスショットを含め700枚近い
写真を撮ったにもかかわらず、なぜか、長春芳の写真は撮り
忘れている。

本当に心残りである。


△某中華料理店

同じ中華街の某中華料理店では、1度目は「時間が早いから」と、
そして日を変えた2度目は「時間がかかるから」と言って、昼食を
断られた。

一般に、韓国では1人では食事しにくい店が多いのは事実だが、
2日にわたって2回連続、食事できなかったのは、今回が初めてだ。

ただ、店の名誉のために弁護するとするならば、1度目の拒否は、
11時30分頃店に入った「ヲタク」に対し、単に12時からしか
営業しないという事実を告げただけで、2度目の拒否は、他に
グループ客がいるので、急ぐのなら他の店に行った方がよいという
親切心から出た忠告だった可能性もある。

いずれにしろ、長春芳に入ったのは、その2度目の拒否に会った
直後。


△長春芳のチャプチェパ。写真左に1皿目の甘ダンゴが見える。

他に4、5人連れの客が数組いたが、長春芳はこころよく
「ヲタク」を迎え入れてくれた。

そして、サービスの揚げ物の甘いダンゴを、2皿もくれた。


△完食まぎわのテーブル

1皿目をおいしそうに食べた「ヲタク」をちゃんと見ていて
くれて、サービスしてくれたのだ。

もしかすると、過去数回、この店で食事したことのある
「ヲタク」の顔を、覚えてくれていたのかもしれない。

長春芳では、チャプチェパもおいしかったが、それ以上に、
甘い揚げダンゴのサービスがうれしかった「ヲタク」であった。

正直、目が微妙にウルっときた瞬間だった。

・・ ・・

■ 「鴻盛坊」四つ角店(通算7軒目)



プサン中華街の中央四つ角に面した店だ。



今回、賞味したチャプチェパは、美味な上に、とにかく
量が多かった。

また、料理を待つ時間に飲むウーロン茶は、寒い冬には
特においしい。印象に残るお茶だった。

・・ ・・

■ 「鴻盛坊」大通り前店(通算8軒目)



大通りに面した正門(上海門)横にも鴻盛坊がある。

四つ角の店とは何らかの関係があるのだろう。



しかし、料理は全く違っている。



メニューに「炒肉飯」とある通り、この店のチャプチェパには
肉が多く入っていた。

その分、5500ウォンと値は高めだが、肉好きの「ヲタク」に
とっては、申し分のない美味だった。



(終わり)


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