ソウル市の九老区や永登浦区を中心に朝鮮族を主体とする巨大な
新チャイナタウンが形成されていることは、すでに当ブログでも
紹介している。
最近、関連地域をカバーしているタウム地図のストリートビューが
2017年7月撮影分の新しい画像に更新されていることに気づき、
ひまひまに新チャイナタウン(加里峰洞、大林洞界隈)のネット観察を
続けていた。
そこで、ちょっとばかり面白い(マニアックな?)光景に出くわした。
どうやら、中国でも一部で人気を集めているという新国家建設時代を
懐かしむレトロ調の文化が、ソウルの新チャイナタウンでも、一部の
在韓中国人に受けているようだ。
「ヲタク」のネット観察では、2軒の人民公社食堂を見つけた。
人民公社時代の食堂をテーマにしたレトロ食堂である。
起来!不愿做奴隶的人们!
把我们的血肉,筑成我们新的长城!
(起ちあがれ!奴隷となることを望まぬ人びとよ!
我らが血肉で築こう新たな長城を!)
・・・・・・・
こうした食堂に入り、日本人の「ヲタク」が覚えたての中国の国歌
(義勇軍行進曲)などを口ずさめば、うんとサービスがよくなり
そうな予感がする。
ソウルに行く機会があれば、試してみる価値は大いにありそうだ。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
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