中国が生んだ世界最強の天才棋士、柯潔(かけつ)9段が、Googleの
コンピューター囲碁プログラム、アルファ碁との3局勝負で0勝3敗の
惨敗を喫した。
実は、囲碁にも人工知能にも関心のない「ヲタク」が、この出来事に
着目したのは、柯潔の韓国語表記に理由があった。
漢字という文字ではなく中国語の音を基準とする韓国語表記では、
柯潔は「커제」(コジェ)。
ニュースサイトの見出しで最初にこの「커제」なる文字を目に
した時、正直、「ヲタク」の思考回路はちょっと混乱してしまった。
中国語も学んでいる「ヲタク」(中国語検定3級)ではあるが、
「커제」という未知の単語からすぐに未知の中国人の人名を
連想することは不可能だった・・・。
それにしても、翻訳や通訳の分野においても、コンピューターが
人間の能力を凌駕する日が、近い将来やってくるのであろうか?
気になるところである。
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■'눈물' 커제, "알파고와 바둑 두는 것은 고통 그 자체"
「涙」の柯潔、「アルファ碁との対局は苦痛そのものだった」
(京仁日報 5月27日)
커제 9단이 27일 오전 중국 저장(浙江)성 우전(烏鎭) 인터넷 국제컨벤션
센터에서 열린 '바둑의 미래 서밋'에서 구글 인공지능(AI) 알파고와의
마지막 3국 대국 중 눈물을 참지 못하고 울음을 터뜨리고 있다.
柯潔9段が27日午前、中国浙江省烏鎮(うちん)のインターネット
国際コンベンションセンターで開催された「フューチャー・オブ・ゴ・
サミット」でグーグルの人工知能(AI)、アルファ碁との最終第3局の
対局中、涙をこらえることができず泣いている。
(終わり)