△甘川文化マウル入口
2016年夏のプサン訪問で、「ヲタク」は初めて甘川文化マウルを
訪ねた。
△「ヲタク」はバス停の奥から街に入った
「プサンのマチュピチュ」との異名を持ち、近年、観光地として
大きな注目を集めている街である。
もともと、この街の歴史は、朝鮮戦争の避難民たちが甘川湾の
入り江の奥に位置する谷間の斜面を上へ上へと削りながら定着した
「難民村」に始まるとされる。
何としても生き抜こうとする、なりふり構わぬ強烈な個々の意思の
集合が作り上げた街である。
「ヲタク」は、その迫力に圧倒され、しばらく立ちすくんだ。
この街の空気からは、なじみ深い草梁洞の街よりも、さらに強い
切迫感のようなものが感じられた。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
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