集団自殺志望者たちがドタバタ劇の末、生きる希望を取り戻すまでを
描いたコメディ映画「裏切りのバラ」(鑑賞番号658)を、久し
ぶりに再鑑賞した。
この映画では3つのシーンにブログ主こだわりのチャジャン麺
(韓国風ジャージャー麺)が登場した。しかも、チャジャン麺への
深い愛とこだわりが随所に感じられる演出だった。
以下、シーンごとに解説していく。
1 いきなりチャジャン麺
△チャジャン麺を食べながら主人公をいたぶるヤクザたち
この映画では、オープニングシーンでいきなりチャジャン麺が
登場した。
△ズルズルとチャジャン麺を食べるボス
主人公の手足を縛りあげ、主人公から盗まれた大金の行方を追及する
ドジなヤクザたちが、出前のチャジャン麺を食べていたのだ。
△口角「麺」を飛ばすボス
とぼけ続ける主人公に激高したヤクザのボスは口に含んだ
チャジャン麺を噴き出し、まさに口角「麺」を飛ばしながら
主人公を責め立てた。
すでに盗んだ大金をがん患者団体に全額寄付していた主人公は、
ヤクザの厳しい追及から逃げるため自死を決意した。
2 ホテルに向かう途中で
△打たれたようにチャジャン麺を見つめる主人公
集団自殺を予定するホテルに向かう途中、主人公が町中華の
チャジャン麺に気づき、打たれたように立ちすくむ。
△アップで映し出されたチャジャン麺
主人公は、同行の2人に人生最後の食事としてチャジャン麺を食べる
ことを提案する。
△3人の人生最後の食事はチャジャン麺
2人は快く提案を受け入れ、3人でいっしょにチャジャン麺を食べた。
△チャジャン麺を食べる、行きづまったシナリオ作家
画面には、ズルズルと麺をすすり上げながら、実に美味しそうに
人生最後のチャジャン麺を食べる男たちの姿が映し出された。
△チャジャン麺を食べる、受験に失敗した青年
映画製作者たちの深いチャジャン麺愛まで感じさせられたシーン
だった。
3 主人公の回想シーンで
△事務所のテーブルでチャジャン麺を食べるボス
主人公がヤクザの事務所で悪徳製薬会社会長の大金を盗んだ
回想シーンにも、チャジャン麺が登場した。
△チャジャン麺好きなボス
ヤクザのボスが、主人公と話をしながらチャジャン麺を食べていた
のだ。
△この画面は、2人のやり取りを見つめる部下の視線
ヤクザのボスもチャジャン麺が大の好物であることがわかる。
△画面手前にグルグルとチャジャン麺をかき交ぜる部下の右手が登場
また、後続のシーンでブログ主の目を激しく奪ったのが、画面の
手前に映し出された、チャジャン麺をグルグルかき交ぜる右手だった。
手下のヤクザも、画面手前でチャジャン麺を食べていたのだ。
何とも憎い演出ではないか。どれほど深くチャジャン麺を愛すれば、
こんな粋な(?)シーンが撮れるのだろう。
たかがチャジャン麺、されどチャジャン麺。
時にはチャジャン麺関連シーンに、深い感銘を受けることだって
あるのが韓国映画なのである。
(終わり)
描いたコメディ映画「裏切りのバラ」(鑑賞番号658)を、久し
ぶりに再鑑賞した。
この映画では3つのシーンにブログ主こだわりのチャジャン麺
(韓国風ジャージャー麺)が登場した。しかも、チャジャン麺への
深い愛とこだわりが随所に感じられる演出だった。
以下、シーンごとに解説していく。
1 いきなりチャジャン麺
△チャジャン麺を食べながら主人公をいたぶるヤクザたち
この映画では、オープニングシーンでいきなりチャジャン麺が
登場した。
△ズルズルとチャジャン麺を食べるボス
主人公の手足を縛りあげ、主人公から盗まれた大金の行方を追及する
ドジなヤクザたちが、出前のチャジャン麺を食べていたのだ。
△口角「麺」を飛ばすボス
とぼけ続ける主人公に激高したヤクザのボスは口に含んだ
チャジャン麺を噴き出し、まさに口角「麺」を飛ばしながら
主人公を責め立てた。
すでに盗んだ大金をがん患者団体に全額寄付していた主人公は、
ヤクザの厳しい追及から逃げるため自死を決意した。
2 ホテルに向かう途中で
△打たれたようにチャジャン麺を見つめる主人公
集団自殺を予定するホテルに向かう途中、主人公が町中華の
チャジャン麺に気づき、打たれたように立ちすくむ。
△アップで映し出されたチャジャン麺
主人公は、同行の2人に人生最後の食事としてチャジャン麺を食べる
ことを提案する。
△3人の人生最後の食事はチャジャン麺
2人は快く提案を受け入れ、3人でいっしょにチャジャン麺を食べた。
△チャジャン麺を食べる、行きづまったシナリオ作家
画面には、ズルズルと麺をすすり上げながら、実に美味しそうに
人生最後のチャジャン麺を食べる男たちの姿が映し出された。
△チャジャン麺を食べる、受験に失敗した青年
映画製作者たちの深いチャジャン麺愛まで感じさせられたシーン
だった。
3 主人公の回想シーンで
△事務所のテーブルでチャジャン麺を食べるボス
主人公がヤクザの事務所で悪徳製薬会社会長の大金を盗んだ
回想シーンにも、チャジャン麺が登場した。
△チャジャン麺好きなボス
ヤクザのボスが、主人公と話をしながらチャジャン麺を食べていた
のだ。
△この画面は、2人のやり取りを見つめる部下の視線
ヤクザのボスもチャジャン麺が大の好物であることがわかる。
△画面手前にグルグルとチャジャン麺をかき交ぜる部下の右手が登場
また、後続のシーンでブログ主の目を激しく奪ったのが、画面の
手前に映し出された、チャジャン麺をグルグルかき交ぜる右手だった。
手下のヤクザも、画面手前でチャジャン麺を食べていたのだ。
何とも憎い演出ではないか。どれほど深くチャジャン麺を愛すれば、
こんな粋な(?)シーンが撮れるのだろう。
たかがチャジャン麺、されどチャジャン麺。
時にはチャジャン麺関連シーンに、深い感銘を受けることだって
あるのが韓国映画なのである。
(終わり)