BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

とある魔術の禁書目録II 第17話 『罰ゲーム』

2011-02-05 21:42:53 | 超電磁砲/禁書目録
なーんだ、やればできるじゃないかぁw

昨日、禁書はねぇ~、と言っていた矢先に、これだよ。
嬉しい誤算w

大覇星祭以来、なんかもう、だらだらダラダラした感じで、
とにかく、こなす感じでしか見なかったけど、
今回は、よかった。
キャラも出入りが頻繁にあったせいか、いつもより長く感じたし、
密度があるように感じた。

このあたりは、結局、物語をどう作るかなんだよね。

原作未読だけど、要するに、この先、魔術側と科学側が入り乱れる。
きっと、学園都市というのが、一種の魔窟となり、
一方通行らがその暗部に分け行ってく、ということだよね。

ま、ちょっと『デュラララ』みたいだけどw

で、前回の最後に出たローマ正教側の刺客とかが上条さんを狙ってやってきて、
いままで、上条さんが助けてきて「上条勢力」が
徒党を組むかどうかはさておき、
各々の範囲で対処していく、って感じなんだろうな。

なにはともあれ、画面にリズムがあるのはいい。

それに、画面全体に「謎」が散りばめられているような感じで密度がある。
で、その分、画面がしまって見える。
一気に情報量が増えた気がするから不思議。

ホント、大覇星祭とか、もう禁書、全然やる気ないんだろうな、と思ったもんね。
原作が悪いのか、アニメ化のスタッフが悪いのか、は良く解らんが。
あれ、3話ぐらいで終わらせて、年内に前回まで終わらせて、
年明けから、今回の話でスタートすれば、シリーズ全体の印象も大分変わったろうに。

ま、要するに、ようやくここまできて、
駒=キャラが揃ったのと、
物語の背景(ローマ正教vs学園都市?)がはっきりして、
大きな流れでお話を動かすことが出来る、ってことなんだろうな。

とりあえず、次回以降にちょっと期待。
ま、また失速する可能性はあるけどね(苦笑


あと、今回興味深ったのは、御坂妹、シスターズの振るまいね。

というか今まではシスターズの誰か一人が喋ってるだけで、
それだと、あのト書き、というか、地の文、にあたるところを読み上げる様子は、
正直、鬱陶しかったのだが、
ああやって、シスターズが並んで話すと、
あのト書きの部分の読み上げは、
ホント、ミサカネットワークを通じて、
皆が情報を共有してしまっているところまで表すためのものなのだ、
というのが納得できた。

発言の意図まで含めて共有されてしまう、
全てが筒抜けだからこそ、「共有」ということになる。
これは、ちょっとネットワークのあり方の表現として新鮮だった。

あとは、やっぱり、黒子は重要だな、物語に圧倒的に陰影をもたらすw
あと、初春もw 微妙に黒いところがいい。
(ところで、もう、インデックスって背景だよねw)

ということで、とにかく次回以降を、再び楽しみにしよう。

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魔法少女まどか☆マギカ 第5話 『後悔なんて、あるわけない』

2011-02-05 18:49:44 | まどマギ
さて、まどかはいつ魔法少女になるのでしょうか?
もう、5話だよ、5話w

でも、この展開だと、限りなく魔法少女になることは「悪魔契約」だから、
ずっと、このまま、話を引っ張るのだろうな。

もはや悪徳詐欺師ビームを衒いもなく撒き散らし始めたキュゥべえも、
あまりのアカラサマなその勧誘に、

こいつ、ラスボスじゃねぇなw

って気になってきた。

今回の話は、まぁ、さやかの心のケジメと、杏子の乱入。
とはいえ、杏子の安っぽさったら、半端ないので、
次回、ほむらに瞬殺されるんだろうな。

 「あら、あなた、言ったじゃない。食物連鎖、って。
  弱肉強食が、世界の理でしょ。」

とか言って。

何にせよ、さやかにしても杏子にしてもいずれも、
物語を進めるためのトリックスターでしかなく、その意味では背景に過ぎない。

第一話の冒頭にあったように、ここから先は、

まどか、ほむら、キュゥべえ

の三者に焦点が当たっていくのだろうね。

その意味では、今回、ようやくほむらが動き始めた。

今回、明らかになったことは、
ほむらもキュゥべえと契約したが、彼女はイレギュラーで、キュゥべえにも予測不能

それから、もしかしたら、単なるカットだけなのかもしれないけれど、
時々、ほむらのアップに、彼女の心象風景的な彼女自身の描写が
フラッシュバック的に挿入される。

巷で言われている、「ほむらループ説」を信じれば、

「前にあった同じ場面でほむらが取ってしまった行動」

を自分自身で反芻し、今度は、ここでは間違わない、という決意のもとで、
まどかに厳しく当たっているように見えてくる。

つまり、今回は、この分岐で選択を間違わないぞ、という具合。

これは、ほむらが今後物語に絡む機会が増えることで
描写機会も増え、その意味もよりはっきりしてくるのだろう。

それから、未だ明らかにされていない、ほむらの能力だけど、

今回の「水玉に映える」描写や、
前々回の魔女の中で炎が連鎖的に起こった描写

からすると、もしかしたら、「元素レベルで物質を操作する」というようなものかもしれない。

このあたりは、多分、願いの種類や大きさ、と比例するのかもしれない。

キュゥべえがイレギュラーというのも、そういうこと。
つまり、この「魔女vs魔法少女」のゲームの存立平面に干渉する能力を
イレギュラーたるほむらは得てしまった。

さやかの契約が「癒し」と特定されていたこともこのことを示唆しているような。

ほむらのいう「一生との引換」という交換原理からすれば、
願いがでかくて荒唐無稽であればあるほど、その対価として得られる能力も無限大、ということになる。

そうすると、まどかの「とにかく世界を救いたい」という思いが願いに転じると、
その荒唐無稽さから、バカのようにありえないほどの魔法が使えるようになる。

少なくとも、マミ、さやか、杏子、のいずれもが
戦闘のために、得物(銃、刀、何とか棍?)を振り回しているのに対して

ほむらの能力は、ステージが違う能力のように思えるからだ。

つまり、魔法のありかたそのものが異なる。

多分、このあたりの魔法や魔力のあり方が、この先、物語の鍵を握るのだろうな。


しかし、それにしても、斎藤千和さん、
戦場ヶ原ひたぎさん以来、すっかりクールビューティが似合う人になった。

新房一座は、こうした面白さもあって、ホント、劇団みたいに見えてきた。

さて、シリーズ構成としては次回が折り返し点。
どのような展開でいくのか?

というか、今回の引きは、絶妙すぎて絶句だったのだったw

来週も楽しみ!

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