BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

STAR DRIVER 輝きのタクト 第22話 補足: エントロピー繋がりについて

2011-03-06 23:15:20 | Weblog
ふと気がついたのだけど、

まどマギもタクトも、制作の幹事局はMBS。

だから、まさか!、とか、偶然!、とかと思ったのは、
もしかしたら、計算してのことかなぁ、なんて思ってきた。

そう思うと、宇宙人の襲来やファーストコンタクト、という点では、
例のダブルオーとも同じ構図に見えてきて。

これ、きっと、MBSの中の人が、核による世界的対立とか描くのも難しくなってきたから、
これからは、宇宙で行こう、宇宙でw

とか言って、決めたんじゃないのかなぁ。

少なくとも、モチーフの部分で、条件としてだしていたのかもしれない。

じゃないと、この偶然はおかしい!ってことになる。

むしろ、ちょっとした遊び心というか、
ネットでバズを生み出す、ってこととか、ちょっとは考えて、
仕込んでる気もするなぁ。

ネタが被るだけなら、偶然の一致ってこともあるだろうけど、
そのネタがタイミングをあわせて出てくる、というのは
やっぱり、仕込みがあるような気がするな。

いや、だからなんなんだ、ってことでもあるがw

しかし、そう思うと、

まどマギとタクトが、ともに、魔法少女モノの変奏、としてあるのもわかる。

発想としては、同じところからスタートしながら、
深夜枠か夕方枠か、というような枠の特性も考えながら、
微妙にアレンジをしてきて、あぁなった、という風に言えなくもない。

そう思うと、違う意味で面白いな。

要するに、同じリソースを使いながらも、全く異なる物語が生まれる、ということで。

いわば、料理の鉄人w みたいなもので。

今日の食材は・・・「エントロピー対決!」w とかね。

そういう感じに見えてきた。

一方は徹底的に、魔法少女モノの常識を裏切り、喰い破ることを目指し(まどマギ)

もう一方は、魔法少女モノを男子バージョンのロボにしたらどうなるか実験する(タクト)

って感じ。

もちろん、製作スタッフが全く異なるから、徹底的に料理のされ方は異なるわけだけど。

でも、そういうアレンジの仕方から比較するのも面白いかもしれないと思えてきた。


しかし、適当に言ってみたものの、舞台裏の話がホントにこんな感じだったらどうしよう www

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STAR DRIVER 輝きのタクト 第22話 『神話前夜』

2011-03-06 22:06:31 | Weblog
いやー、まさかのエントロピープル!!!

で、部長、副部長、ともに宇宙人。
というか、だから、マジで「副」部長だったんだ。
ちゃんとしゃべってるしw

宇宙人、魔女、エントロピー、話す小動物、・・・

それにしても、これほどまで、まどマギと被るとは思わなかった! 驚いた。

いくら、この物語が魔法少女のオトコの子版とはいえ、
ここまでネタが被るとは・・・

しかも、魔力を使わなくなった種族、って。
どれだけ、キーワード、被ってるのか!

もしかして、これ、量子情報理論とかが、みんなネタになってるのかなぁ。
うーん、これはエントロピー系の話、真面目に観直した方がよいのかな。

というか、セカイ系の次は、宇宙系=エントロピー系wなのかw?
・・・、スゴイ話だ。

で、肝心の物語の方は、劇中劇で太古の起源の話=神話を語り、
しかも語り手の部長+副部長が宇宙人であることを示すことで、
それらが本編の起源の物語であることを確定させる演出って、
いやー、それこそ、演劇的ではないですか。
ブラボー!w
素晴らしい。

残り数話でお話が終結する感じは全くないけどw
しかし、今までズルズル引っ張ってきた、この物語の核心を
劇中劇でストレートに、しかし、暗示的に示してきたところで、
今回の話は、鳥肌がたった。
やられたー、と思うほど、いい出来の回だった。

あと、ハナちゃんの登場は、いささか唐突ではあったけど、
タクト、ワコ、スガタ、の三人の物語に集約させるためにも、
むしろ、タクトの過去を、作中の「今」にきちんと接続させた点でよかったと思う。

なんたって、ハナちゃんの存在は、作中ではゼロ時間内でミズノが知っただけだから。
その事実が、ちゃんと作中の今で示されたのは、よかった。
あと、この島が、ちゃんと外部と接続していることもわかったわけだから。

それにしても、部長と副部長は宇宙人か・・・。
しかも、太古に地球にサイバディと共に飛来した宇宙人、もしくはその末裔。
で、タウバーンの超絶な強さも、それが地球人用に作られたものだから。

いわばゼロ時間のゲームマスターである部長+副部長がお墨付きを与えたわけだから。

それで、宇宙だから「銀河」美少年!、だったわけねw
上手いなー、全く。

シルシもきっと、エントロピープルが「封印」したんだろうな。
そういう意味では、ワコやスガタは、エントロピープルの末裔なのかもしれない。

で、タクトだけが、純粋な「地球人」として、シルシを刻まれた一族で、
だから、この島に、外部からやってくることができた。

そんな話じゃないのかなぁ。

とにかく、今回は、この物語が、演劇を範にしていることが
分かり過ぎるくらいよくわかる演出、構成で、脱帽!

次回以降は、今回の劇中劇で暗示されたようなシナリオどおりになるのか、
つまり、スガタが皇帝になるのか・・・
そして、ザメク、アインゴッド、はどうなるのか、なんだろうな。

とにかく、劇中劇で、残り話数の方向性を示しているところも上手い。

次回が楽しみだ!

あ、エントロピー、見なおしておくの、忘れないようにしないとw

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