BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

夢喰いメリー 第10話 『夢から覚めずに』

2011-03-16 11:19:08 | Weblog
前回までとうって変わって、静かな展開。

というか、勇魚に夢魔が取り付いたことをきっかけに、
夢路、メリー、由衣、エンギ、が結束を固めようとし、
そこに不確定要因として、夢路が言うように「お前、見方なんだよな」の千鶴が加わる。

その一方で、原作未読だからイマイチよくわからないけど、
敵方?として、灯台や樹海が各々の考えで動こうとする。

てか、この灯台とか樹海って二つ名だったのね、
最初はなんのことか、わからなかったw

で、勇魚の救助を巡って、彼らの思惑が、文字通り複雑に交叉する。

夢路とメリーは勇魚を救いたい。
その一方で、物語的には、メリーを夢に返す?という夢路の約束もある。

由衣&エンギは、共同戦線を張るものの、
エンギは、灯台と樹海には復讐を果たしたい。

千鶴は、とにかく勇魚を助けたいが、
デイドリームで実際に動ける彼女の夢魔は全く異なる動機で動いている。

灯台と樹海も別に一枚岩ということではない。

・・・

うーん。
これ、とりあえず、どうやって終結させるのだろう。

前から触れているとおり、この話は、静かな画面構成で個人的にはとても好きなので、できれば1クールで終わらずに長く続いてほしい感じはするんだけどね。

多分、雰囲気的には、シャナと禁書目録を足して二で割ったような感じかな。

でも、主題が「夢」にあるから、本質的に敵対する二勢力みたいなモノにはならないと思っていて、その点で、シャナや禁書目録よりも、物語的に幅があるように思っている。

だって、シャナは二大勢力対決になって圧倒的につまらなくなったし、禁書目録もその方向に向かいつつあるように思っているから。

でも、この夢喰いの場合は、上で書いたように、基本、誰もが共闘しかありえない状況にあるし、夢という背景が、入り組んだ関係やシャッフル可能な対立関係を誘導しやすいように思うのだよね。

そういう意味で、この先、楽しみなんだよな。

あ、そういえばすっかり忘れたけど、夢路と勇魚の友人二名はどういう位置づけなんだろう。すっかり背景キャラだと思っていたのだけど、先生がラスボスみたいに絡んできたから、この二人もなんかありそうな気もするのだが。。。

とりあえず、次回待ちだなぁ。

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