BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔女の旅々 第3話 『花のように可憐な彼女/瓶詰めの幸せ』 感想: うわぁ、エグいなぁ、これダークファンタジーじゃん…

2020-10-16 23:21:46 | 魔女の旅々
あー、これは後味悪いわ。

『キノの旅』でも、時々胸糞悪い話が出てきたけど、今回のは、どちらもそうで、かなり苦しい。

教訓にすらならない、いやーな感じ。

ただ、それ以上に、もはやその惨状をゆるりとかわして、次の旅に出かけてしまえるイレイナだよなぁ。。。

これ、さすがに旅立ってから直後の話だったら、もっとうぇええ・・・とかなってたんだろうなぁ。

でも、こんなものを見続けて、しかも、それを日記に書き記して、一種の人類観察日記にしてしまったら、

まぁ、こういう世界もありますよね、

とか言って、納得しちゃえるんだろうな。

今回も結構、言葉を飲み込んでいる場面が見られたし。

このままイレイナはスレたままで行ってしまうのか。

それとも、一種の感覚麻痺になりつつあるイレイナの目を覚まさせるような事件なり人物なりが出てきたりするのだろうか?

むしろ、イレイナの今後の行方の方が気になってきたよ。。。

あー、にしても、胸糞悪い話だったなぁ。

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 第16巻 感想3: 次の17巻はベルくんを巡るフレイヤ・ファミリアとロキ・ファミリアのラグナロクになるのかな?

2020-10-16 18:34:44 | ダンまち
16巻の感想のその1その2で書いたように、要は、この16巻は、フレイヤが、町娘シルの姿で、ベルくんのハートを射止めようと思ったけど、ベルくんのアイズへの憧憬は半端なく、フレイヤ/シルにしても、ベルくんから「ごめんなさい!」とふられてしまった話だった。

ということで、残念、町娘の純愛路線ではベルをものにすることはできなかったのね?、って思ってしまったフレイヤ/シルが、次回は、本来の女神の姿に戻って、力づくでベルを奪いに行く・・・と予感させて終わりだった。

要は、16巻が「シルによる純愛編」だとすれば、17巻は「フレイヤによる略奪愛編」ってことで。

確かにそれだと、16巻と17巻で前半・後半って感じだよね。

で、とにかく敬愛する主神の願いに応えるべく、オッタルやアレンたちが、ヘスティア・ファミリアを襲撃する・・・ってところから始まるのだろうなぁ。

もちろん、そうなった場合、いつもどおり、ヘスティア・ファミリアのまわりには、ミアハやタケミカヅチ、ヘファイストスや、それこそヘルメスも味方につくと思うのだけど、でもそれでも、質量ともに全くかなわないから、そうなるともう、アイズを筆頭に、ロキ・ファミリアの上級冒険者達が加勢する、って事態が生じるしかないんじゃないかな、って思ったりして。

要するに、ベルくんを巡って、フレイヤ・ファミリアとロキ・ファミリアの全面戦争。

北欧神話の主神であるフレイヤとロキの戦いという意味では、ラグナロク!ってことになるのかもしれないけれど。

で、とにかくそうしてオラトリア全体が騒乱の中に包まれた中で、ベルくんは、なんだかんだいってフレイヤ/シルのねじれた心を救ってしまうんじゃないかな・・・、って思うんだよね。

だって、これまでいつもベルは、悲しみに打ちひしがれた女の子を救ってきたから。

で、今回はその女の子がフレイヤ/シル、ということで。

だって、フレイヤはフレイヤで、それこそファミリア・クロニクルのフレイヤ編でも書かれていたように、ずっと彼女の「伴侶(オーズ)」を探してきているわけじゃない。

つまり、ずっと心のなかに隙間を作って生きてきたわけじゃない、女神として、それこそ悠久のときを。

その心の空白を埋めることができれば、フレイヤのご乱心も収まるはずで。

で、その「治療」にベルくんが手をつけない展開なんて想像できないでしょ?

だって、このままだと、結局、ヘルンの描いた策略のとおりにことが進むことになる。

だって、フレイヤが求めるのは「伴侶」であって、力でねじ伏せて膝まづかせた従者や眷属ではないのだから。

それでは心は満たされないと知ったから、シルという姿を得る契約をヘルン(というか元シル)と交わしたわけで。

それを力づくの略奪に戻ったら、元の木阿弥でしかない。

ってかさ、このままだとシルは消えちゃうじゃない?

で、それはさすがに悲しいと思うわけだよ。

そういう点では、フレイヤvsロキのラグナロクが生じたら、きっと「豊饒の女主人」の面々も介入しようとしてくると思うんだよね。

いや、単純に、シルを取り戻せ!ってことで。

で、そこで、新旧のフレイヤ・ファミリアの団長である、ミアとオッタルの間での言い争い、というか殴り合いも生じそうだし。

あるいは、アレンとアーニャの兄妹の間の確執にも決着をつけたくなるし。

というか、アーニャだけでなく、クロエやルノアにしても、フレイヤ・ファミリアとは因縁がありすぎだし。

そもそもリューさんにしたって、自分がベルに惹かれたことがきっかけになって、シル/フレイヤがベルくんをデートに誘おうと思わせてしまったと知ったら、なんとしてもシル/フレイヤに謝り、同僚のシルを取り戻したいと思うに決まってるから。

というか、リューさんにとっても、シルは恩人だから、高潔で義理堅いエルフのリューさんが、シルを放っておくはずがない。

ということで、物量戦をフレイヤ・ファミリアとロキ・ファミリアの間で繰り広げている裏で、ベルくんとリューさんが、シルを取り戻すために、シルのもう一つの顔であるフレイヤに挑む、ということが行われるような気がする。

同時に、ミアvsオッタル、アレンvsアーニャ、あと、クロエとルノアを含めて、フレイヤ・ファミリアとの因縁に決着をつけようとするバトル?が描かれるはずで。

しかし、そうなると、実は、ファミリア・クロニクルの2冊って、16巻と17巻のために用意されていたものってことになるな。

最初の「リュー編」って、事実上、「シル編」でもあるし、「豊饒の女主人編」でもあるから。

なんてことはない、どちらもフレイヤ・ファミリアのバックストーリーを語るためのものだったんだな、と思った。


ともあれ、ベルくんとリューさんがどうやってシル/フレイヤを救いだすのか、今から他楽しみ。

・・・ていっても、勝手に17巻がそうなると思っているだけだけどw


あ、そうそう、北欧神話にあたると、実は、シルにしてもヘルンにしても、フレイヤがとった仮の姿だったんだね。

ということは、最初からもうネタバレされていたようなものだったんだなw

で、ヘルンだけど、彼女の場合は、やっぱりフレイヤから授かった「変神魔法」というチートで、フレイヤがシルの姿で下界にいる時、代わりにヘルンがフレイヤのふりをしていたみたい。

もっとも今回のヘスティアの驚きようを見ると、神の前にヘルンが現れると、その異常さに気づいてしまうようだから、あくまでも神のいない、下界の者たちの前で、ということに限られるようだけど。

要するに、ヘルンはフレイヤの影武者だった、ってことだよね。

うん、こちらはこちらでだいぶスッキリしてきたw

感想4へ)

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安達としまむら 第2話『安達クエスチョン』感想: あまりにも他愛なさすぎてもうどうでもいいかな。

2020-10-16 17:33:15 | Weblog
なんだ、ただの百合だった。

一応、安達にレズの気があって、しまむらにはまだその意識はないようだけど。

まぁ、それはそうか、一応、百合としての繊細系なのね、ってことは了解できるとして。

そういう「繊細な雰囲気」を楽しむ、というか、味わう系の物語なのに、2話にしてすでに作画がヘタってきていて、さすがは手塚プロクオリティと思ったよ。

うん、これはだめだなぁ、もう。

だって、要は百合のリアリズムを描くものなのに、作画がその繊細さに全然追いついていないんだもね。

全然ダメだよ。

あと、宇宙人、超いらねー。

てか、そういうところで、むりやり不思議感を醸し出そうと姑息な手段に訴えるところが、あまりにも入間人間で、あー、やっぱり、って思った。

ということで、もうどうでもいいかな、これ。

物語もよくて平凡、映像は基準未満じゃ、無理無理。

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 第16巻 感想2: シルとフレイヤとヘルンの関係、そして叙述トリック

2020-10-16 01:24:27 | ダンまち
感想1からの続き)

ちょっと混乱したので、シルとフレイヤとヘルンの関係について整理してみた。

一応、最後にアレンたちが明らかにしていたように、女神祭の1日目と2日目で、シルは本物(本シル)と偽物(偽シル)の2人が、それぞれベルくんの前に現れたことになる。

女神祭1日目  本シル ← フレイヤ
女神祭2日目  偽シル ← ヘルン

で、多分、ヘルンが、今回の偽シルに扮して、ベルくんのラブを得ることで、フレイヤと競い合う「フリ」をしながら、その実、ベルくんを殺害しようと考えるに至ったのは、次のような感じじゃなかったのかな、と。

つまり、発端は、本シル/フレイヤで。

本シル/フレイヤが、リューさんまでベルくんに恋心を抱いたことに気づき、あ、これ、ヤバイ、なんとかしないと、自分は選んでもらえない・・・、と思って、女神祭でのデートを申し込む。

で、その本シル/フレイヤのデートの誘いの恋文を、ヘルンがベルくんに届ける。

この過程で、ヘルンはある策略(=シルになりベルくんとデートするふりをしながらベルくんを殺害する計画)を思いつき、主神フレイヤに、交渉をもちかけ、自分もベルとデートしたいと申しでる。

なぜ、ヘルンがそう思うのかというと、フレイヤに女神の名を与えられたことで、フレイヤと感覚や記憶を共有することになったようだから。

で、読者を混乱させた叙述トリックの鍵はモノローグのところで、実は、独白の主体が、途中で入れ替わっている。

モノローグI → ヘルン = 偽シル

モノローグII → ヘルン = 偽シル

モノローグIII → フレイヤ = 本シル

モノローグIV → フレイヤ = 本シル

モノローグV → フレイヤ(多分)= 本シル(多分)


読者が騙されるのは、最初に読んだときは、どれも「シル」の独白だと取れるところがミソ。

というか、最初のモノローグI で、話し相手としてフレイヤを出しているため、モノローグの語りが自動的に「シル」と思わされてしまうところが、ニクイまでのミスディレクション。

そして、その時点では、このフレイヤの相手の「シル(=偽シル/ヘルン)」が、ベルくんにデートの申込みの恋文を送ったように思わせる。

そうやって、モノローグはすべてシルのものと思わせたわけで。

でも、実際にはシルは2人いたわけで、それぞれ「中の人」がフレイヤとヘルンだった。

その使い分けで騙されてしまった。

そういう意味では、いままで予測されていた「シル=フレイヤ」という読者の見立てを逆手に取って、例のファミリアクロニクルのフレイヤ編の最後の記述で、シルとフレイヤがそれぞれの立場を「王子と乞食」のように入れ替えたという予断を読者の間にもたせておいたところで、おもむろに今回、第3者としてヘルンを新たに導入したところが、作者の意地の悪いところだったりする。

ていうか、もうひとりいる、なんて、ある意味で後出しジャンケンなので、読者の方は、うまく騙されて驚くしかないんだけどねw

ただ、そうなると「シル」というのは、フレイヤもヘルンも使える「器」のようになっていた可能性もある。

このあたりは次巻を待たないとはっきりしない気がするけど。

ともあれ、シルは一種のアバターだった。

面白いことに、このアバターとしての「シル」になると、フレイヤも乙女チックな、人間じみた内面を持つようになるところ。

ペルソナ自体が「フレイヤ」から「シル」に変わるからなのか。

それが「シル」という真名を得たことの報酬なのかもしれないけれど。

まぁ、でもこれは、当初、シルとフレイヤを別人格として描かざるを得なかったことの結果なのだろうけどねw

なので、もしかしたら、今までにも、シルとして、フレイヤの本シルと、ヘルンの偽シルが、両方とも「豊饒の女主人」の店に登場していたのかもしれない。

一応、予想としては全部、フレイヤの「本シル」だったとは思っているけど。

でないと、シルの周辺をアレンが護衛する必要がなくなるからね。

フレイヤの護衛は団長オッタル、シルの護衛は副団長アレン、という役割分担だったのだろうな、と。

で、多分、フレイヤがシルになって下界に降りている時の、フレイヤの替え玉をしていたのがヘルンだったのかもしれない。

今回も、女神祭の初日に、豊饒の女神の一柱として、フレイヤはデメテルたちとともに現れていたから。

もっともあの場面の記述は、よくよく注意して読むと、あくまでも第三者視点での記述で、その場にベルくんがいたわけでも、ましてやベルくん自身が見たものの説明でもないんだよ。

そういう意味では、完全に、語り手となる「視点人物」をうまく壊乱させて、フレイヤとシルが、同じ時空に別々に存在しているような印象を与えている。

ということで、冷静に読むと、作者による叙述トリックで騙されたけれど、やっぱり、今まで「豊饒の女主人」で出てきたベルくんラブでリューさんの友人の「シル」は、実はずっとフレイヤだった、ということになるのだと思う。

まぁ、それなら、「豊饒の女主人」の主が、フレイヤ・ファミリアの元団長だったミアであることの説明にもなるしね。

元団長なら現団長のオッタル同様、隠密でフレイヤ自身が相談することもできるし。

ということで、いやぁ、見事に騙されたなぁw

感想3感想4へ続く)。

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アクダマドライブ 第2話『RESERVOIR DOGS』 感想: サイケな感じでいろいろブッこんできたねw

2020-10-16 00:27:04 | アクダマ
なんかメチャクチャだなぁ。

しかし、カンサイ、これでいいの?って、第1話で思ってたら、ヤバイのはカントウwだった。

てか、シンカンセンが信仰の対象って、ぶっ飛んでるなぁ。

ゲイシャのマイコ、とか、これ、一応、海外受け、狙ってるのかな?

とりあえず、処刑科の師匠と弟子がスゴイわ。

弟子、一応、喧嘩屋とタメ、張ってからなぁ。

そして、詐欺師を騙った一般人が、どんどん、事実として詐欺師に祭り上げられていくところもね。

チンピラもそうだけど、ウソをウソとわからずに語れるのは立派な詐欺師、というかハスラーだからなぁ。

なんとなくキャラの特性も見えてきたところで、とりあえず、次回、シンカンセンを攻略して、死地である絶対管理領域だっけ?、そこに突っ込んでほしいぞ。

てか、カンサイの人、カントウの属国扱いってのを、ここまで明言されて、それでいいのかな?

とことん、カンサイに厳しい作品だなw

それにしても第1話が「セブン」で、第2話が「レザボア・ドッグス」ときたから、これ、映画タイトル並びか?と思ってたら、第3話は「ミッション・インポッシブル」なんだとw

むしろ、今後のタイトルが楽しみになってきたw

・・・って具合に、とことん遊んでるなぁ。

しかも徹底的に不真面目にw

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