BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

アキバ冥途戦争 第3話 『メイドの拳、膵臓の価値は』 感想

2022-10-21 15:19:59 | Weblog
これもダメだ、限界。

全然面白くない。

さすがに3話だから、なんか嵐子がもうちょっと何かこの先の展開にかかわるようなこだわりなり目的なりを示してくれるのだと思っていたのだけど、そんなものはまったくなく。

単にメイド仲間を一人増やすだけのこと。

しかもなんか無駄に「あしたのジョー」的な演出ばかりが目立ち。

よくわからないけど、これ、制作サイドによっぽど高齢の、それ故誰もノーが言えない老害なプロデューサーとか監督とか構成とかが、いるってことなのかな?

画面から終始、ここで笑え、ここで驚け、というシグナルが送られてくるけど、全然ノレない。

ものすごく押し付けがましい演出ばかりで疲れる。

これが、うる星のリメイクと同じ日ってのは、結構な苦痛だな。

かたや昭和のリメイク、かたや昭和に憧れた平成のリメイク、みたいなものばかりで。

まぁ、でも、アキバ、とか今どき言っちゃうところがすでにアナクロニズムの塊なんだよな。

気持ち悪い。

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うる星やつら(2022年版) 第2話 『あなたにあげる/幸せの黄色いリボン』 感想

2022-10-21 15:11:28 | Weblog
つまらん。

全く面白くない。

単に昭和の世界で、昭和のギャグを、昭和のノリで、再演しているだけ。

なんなのこの骨董品。

演出とか構成とか、手、抜きすぎじゃない?

これはちょっとないわ。

多分、監督も脚本も『うる星やつら』らしさ、って何か、全然、考えてないんだろうね。

今更リメイクするのだから、そこには「新訳」の要素が入ってきて当然なのに、それを頑なに拒んで、ただ昔のものを、というか、原作をほぼそのまま動かしているだけ。

それくらい監督の頭を空っぽのままにしてつくってもの。

ここまで何の新鮮味もなくつくれるのも凄いな、ある種の才能かも。

とはいえ、さすがにCVが似てる!っていうので驚くのも飽きたし。

これで4クールもやられてもなぁ。

なんかもうほんとに、単に業界が死なないように、ただ制作会社にカネを回す口実をつくるためだけに通った企画っぽいなぁ。

あの『うる星やつら』のリメイクですよ!っていえば、役員の連中もゴーサインだしてくれるよね?という、ただただ企画を通すことだけを考えて実現してしまった企画。

業界を殺さないための、一種の公共事業としてのリメイク、ってところが実情なんじゃない。

逆に、だからここまで、昔のCVの語りの再現にまで力を入れて、CVの選出をしたのだろうなぁ、と感づいてしまったよw

次回が面堂の登場回のようだけど、それも、凄い、宮野、神谷明そっくりじゃん!みたいなところで驚いて終わり、みたいなのりになるのだろうな。

同じことを、レイやラン、お雪、弁天様、クラマ、と繰り返していくうちに、1クール目はなんか終わっちゃった、って感じになるのかなぁ。

そういう意味では、サクラの沢城さんは合ってなかったねw


ともあれ、さすがにここまで何の工夫もされないのは苦しい。

昭和はもう過去なんだよ。

あんな暴力ギャグが通じたのは昭和だったからだと思うのだけどな。

ある意味、毎日、あたるは、家族(妻)からDV受けているようなものだものね。

むしろ、昭和の日常が、どれだけ暴力に溢れていたのか、と想像させられてしまってゾッとしてくる。

もういっそのこと、作中で温泉あたりにヘビースモーカーさせて、タバコは素晴らしい、とでも行ってくれればいいと思うほどのギャップ。

令和は昭和のコピーです、反復です、としたい、業界のドンとかいるのかね?

社会の価値観的に。

いやマジで、このリメイク、洒落になってないよ。

醜悪でグロテスクで、気持ち悪い。

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