BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

呪術廻戦 第202話 『血と油』 感想: これは天元と九十九が同化する胸熱展開wの流れなのか?

2022-10-31 10:42:12 | 呪術廻戦
一週開けての連載再会で、いきなり物語の核心をついてきてない?

ここで星漿体について天元と九十九の問答を挟み込むかよw と思ってたら、九十九も星漿体だったことが明かされて、それもびっくり。

九十九は九十九で、羂索とは異なる動機で、今の呪術界のあり方を壊したいと考え行動していたわけで、これはものすごい納得。

・・・なのだが、そうしている間に、死滅回游で人間の側の仕込みが終わった羂索が、さっそく天元を手に入れようと結界を破って薨星宮に襲来。

迎え撃つのは脹相なのだけど、彼がもともと羂索の手になる呪霊と人間のハーフであることを考えると、どう見ても、羂索がいうとおり「前座」にしか見えない。

ここでちょっとは天元や九十九が頑張りを見せるのか?

それともわざわざ九十九が元星漿体だったなんてバレをしたのだから、土壇場で、九十九が天元を引き取って同化するのか?

なんかそれくらいの無茶でも起こらないと、羂索の思惑は出し抜くことはできないと思うのだけど。

もっとも、それまで含めて羂索の手だったという、後出しジャンケン的展開も余裕でありえるのが呪術廻戦だからなぁ。。。


しかし、この羂索と九十九のような呪術界をスクラップアンドビルドする!って志をもつ連中と、

宿儺や裏梅、あるいは天使といった平安の呪術全盛時代から続く、何らかの悲願に関わろうとする連中と、

虎杖や伏黒のような、現在進行系で死滅回游の地べたを這いつくばっている連中と、

例のアメリカとか中国とかロシアとかドイツとかの国外の軍人連中たちが、

いったいどうやって交差していくのか、全く見えなくなってきた。

つまり、かなり大風呂敷を広げてきたのだけど、これ、大丈夫か?

ほんとに畳めるのか?

って気になってきた。

いや、すでに、各陣営の「思惑vs思惑」になってきているので、その分、物語としては重層的で面白くなってきたのは確かなのだけどね。

化けるか、ポシャるか、結構、分かれ目に来てるのだろうなぁ。

ともあれ、まずは、使い捨ての前座確定の脹相が、どんな嫌がらせを羂索にして退場するのか、それだけが気になる。

まさか、この状況で、第3の勢力が天元の防衛に飛び込んでくる・・・なんてことはないよね?

それはそれでサプライズ間違いなしなので、ちょっとは期待しているのだがw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第5話 『氷の瞳に映るのは』 感想: 今回、初めてこれがガンダムサーガのひとつなんだと実感したよw

2022-10-31 00:51:39 | 水星の魔女
やっぱりエランは強化人間だった。

正確には強化人士4号というようだけど。

「人間」と「人士」って微妙に違うのが、後で聞いてきそうだけど。

4号っていうから、最初はクローンの4番目と思ったのだけど、下には違う顔があったりして、って言葉を口にしたことを思うと、きっと孤児だった子どもが試験体として引き取られていろいろといじられた、ということなのだろうな。

で、今回、ファラクトでグエルwとの決闘を行って、ファラクトがガンダムであることもバラしちゃったから、次回、評議会がどういう反応をするか、がちょっと気になる。

もちろん、エランの処遇も、だけど。

それを突破しないと、スレッタVSエランの決闘は了承されないんじゃないかな、と思ったりする。

ただ、その決闘を首尾よく進めるために最後に、ヴァナディーズ機関時代にプロスペラの同僚だったベルメリアがプロスペラを尋ねることになったのだと思いたい。

一種の脅しね。

プロスペラの正体を秘匿するから、決闘はさせろ、と。

次回はきっと、プロスペラとベルメリアの対話を通じて、ヴァナディーズのその後の話もされるのだろうな。


にしても、今回、初めて、この作品がガンダムサーガを引き受けているものだと思った。

それは、強化人間、というガンダムのお約束を使ってとっとと話を進めてしまったから。

ものすごいショートカットだよねw

その意味では、決闘システムは上手い物語装置で、決闘だ!といっていきなりモビルスーツ戦に入っていけるのがスゴイ。

結果、あっという間にファラクトまで登場。

ついでにいえば、グエルが完全にコーラサワー枠になっていて笑えるw

なんだかんだいって、スレッタの騎士を目指してるんだな、と。

ついでにいえば、ミオミオもまたすっかりスレッタは自分のものと思っているのも笑える。

てか、ミオミオもスレッタについて地球寮に普通に出入りしているし、いつの間にか、チュチュとも罵倒枠の女子二人みたいになっていて、ちゃんと学園しているのが可笑しい。

で、そんなギャグ枠のグエルとミオミオを差し置いて、シリアス枠でエランがいきなり強化人間枠のエピソードを始めるのだからw


しかし、あのエランの反応を見ると、どうやらエラン的強化が施されているのはスレッタではなくエアリアルの方みたいだね。

しかも冒頭の占いの際に、正体不明の兄弟のような存在がほのめかされていたから、そうなると、スレッタはエリクトの妹、と言いたいところだけど、しかし、父親がなくなっているので、妹をつくるのは難しい、しかし、スレッタには父と教えられているとなると、やっぱり、スレッタはエリクトの複製体ってことになるのかな。

で、エリクト自身の脳神経系をベースにエアリアルのシステムが構築されている、という感じ。


そうなると、多分、その秘密を明かすことも含めて、いったん、エアリアルがエランの手に渡る展開もありなのかなぁ。

ただその場合、誰がエアリアルをエランからスレッタのもとに取り戻すのか、という非常に何度の高い問題が生じてしまうのだけど。

そこでようやくシャディクの登場なのかね?


ともあれ、ガンダムサーガの物語のお約束を使って物語の展開を加速させながら、途中での謎掛けや最後の引きのところで、コードギアス的やきもき感を醸し出すのだから、これはやっぱり、面白いよw

これだと意外と早く、スレッタの正体もはっきりするのかもねw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする