コルとミューリの後を追うかたちで続くホロとロレンスの旅。
今回は、そろそろ起こるかなぁ、と思っていたエーブとの再会もあった。
結局、一冊まるまるの長編で、しかも、それがエーブとの知恵比べという、なんとも懐かしい展開。
しかも「イッカク事件」とか、キーマンまで出てくるのだから、もうホント、同窓会だよねw
正直、イッカク事件の顛末って覚えていないのだけれど、でも、たしかにイッカクを巡る事件があったなぁ、という記憶だけはあるw
なので、全編、なんかもう懐かしさだけで読んでしまった。
あとは、ロレンスが、本来なら大商会の会頭になってもおかしくはなかった「凄腕の行商人」という位置付けを象徴するように、今回、彼が道すがら解決した問題は、それこそ、複数の街や領主、商会を巻き込みながらも「ウィンウィン」の関係を作る「総合開発案件、しかもSDG的w」だったのが、彼の年齢を表しているようで、嬉しくもあり悲しくもあった。
まぁ、エーブが、コルたちとの関わりもあって、だいぶ丸くなっていたこともあっての、「壮大な開発計画」だったわけだけどw
『狼と香辛料』って確か、新作のアニメーションをつくる、って発表されていたけど、もう、今やるなら、このニョッヒラ後の旅の方でいいんじゃないかなw
いまさら、イッカクの話とかされても困る気がしてきた。
いい意味でロレンスも老成してきているのでw
それを見守る賢狼妻のホロのほうが今風だと思うしw
結局、本巻の中身の詳細についてはほとんど触れていないけど、でもね、この本はね、そういう一冊なんだよ。
ロレンスの老成を描いた、同窓会のノスタルジア。
いい感じ。
あ、でも、ちょっとだけ気になったのは、エイブの勧めもあって、どうやらロレンスとホロは、当分の間、コルとミューリとは合流しないみたい。
ぼちぼち再会かなと思っていたので、ちょっと残念。
でもそうなると、逆に、コルとミューリは「薄明の枢機卿」として宗教改革の方を完結させて、それを受けてから始まる新大陸発見の旅、大航海時代の物語になって、ロレンスとホロが合流してみんなで向かうということかなとw
絶対、大航海用の船を調達するところで、大手商会の関与は不可欠で、そこでこそ、ロレンスの手腕が試されることになるのだろうな、と思っているw
ということで、まだまだこの物語は、まったり続きそうだねw
今回は、そろそろ起こるかなぁ、と思っていたエーブとの再会もあった。
結局、一冊まるまるの長編で、しかも、それがエーブとの知恵比べという、なんとも懐かしい展開。
しかも「イッカク事件」とか、キーマンまで出てくるのだから、もうホント、同窓会だよねw
正直、イッカク事件の顛末って覚えていないのだけれど、でも、たしかにイッカクを巡る事件があったなぁ、という記憶だけはあるw
なので、全編、なんかもう懐かしさだけで読んでしまった。
あとは、ロレンスが、本来なら大商会の会頭になってもおかしくはなかった「凄腕の行商人」という位置付けを象徴するように、今回、彼が道すがら解決した問題は、それこそ、複数の街や領主、商会を巻き込みながらも「ウィンウィン」の関係を作る「総合開発案件、しかもSDG的w」だったのが、彼の年齢を表しているようで、嬉しくもあり悲しくもあった。
まぁ、エーブが、コルたちとの関わりもあって、だいぶ丸くなっていたこともあっての、「壮大な開発計画」だったわけだけどw
『狼と香辛料』って確か、新作のアニメーションをつくる、って発表されていたけど、もう、今やるなら、このニョッヒラ後の旅の方でいいんじゃないかなw
いまさら、イッカクの話とかされても困る気がしてきた。
いい意味でロレンスも老成してきているのでw
それを見守る賢狼妻のホロのほうが今風だと思うしw
結局、本巻の中身の詳細についてはほとんど触れていないけど、でもね、この本はね、そういう一冊なんだよ。
ロレンスの老成を描いた、同窓会のノスタルジア。
いい感じ。
あ、でも、ちょっとだけ気になったのは、エイブの勧めもあって、どうやらロレンスとホロは、当分の間、コルとミューリとは合流しないみたい。
ぼちぼち再会かなと思っていたので、ちょっと残念。
でもそうなると、逆に、コルとミューリは「薄明の枢機卿」として宗教改革の方を完結させて、それを受けてから始まる新大陸発見の旅、大航海時代の物語になって、ロレンスとホロが合流してみんなで向かうということかなとw
絶対、大航海用の船を調達するところで、大手商会の関与は不可欠で、そこでこそ、ロレンスの手腕が試されることになるのだろうな、と思っているw
ということで、まだまだこの物語は、まったり続きそうだねw