まぁ、改変といっても、主にはリューとアストレア・ファミリア絡みのことだけど。。
22話の最後で、入院中のリューのもとにヴェルフたちがやってきて、ベルを救ってくれたことに感謝をする場面があるけれど、ここでリューが返した言葉は、実は原作にはなかったもの。
ベルが、もう死を覚悟してしまった自分(←リュー)を諦めずに、最後まで救おうとしてくれたことに感謝していたところね。
かつてアリーゼたちに守られたときはできなかったことが、ベルが守ってくれたときには、彼の言葉に触発されてできた、そのことをリューは感謝していた。
その結果、アリーゼたちの死がきっかけで、半ばトラウマのように、ずっと自責の念に苛まされていた、その悩みもベルの言葉によって解消できたこと。
このあたりの感謝は、原作14巻では実は明確には言葉にされてはいなかった。
ただ、ここまでリューの感謝の気持ちがはっきりしたのは、原作18巻の内容を踏まえたからという気もして。
というのも、18巻でリューは、史上初の2段階ランクアップを果たしてレベル6になるのだが、その際に「アストレア・レコード」という名の新たな魔法を得ることができた。
この魔法は、アリーゼを筆頭に亡くなったアストレア・ファミリアの眷属が使っていた魔法をリューが使えるようになったもの。
でもこの魔法って、多分、今回、リューが、一つ一つのルミナス・ウインドの光玉にファミリアの仲間の姿を重ねていたことがきっかけのように思えてしまう。
そして、ジャガーノートの息の根を止めたことでアリーゼたちの悲劇から解放されたことで、その偉業への応えとして与えられたのが「アストレア・レコード」だった、ということなのじゃないのか。
そのあたりを意識して、最後のリューのセリフも、あのように、アリーゼたちと同じ状況でベルをサポートし二人で生き延びることができた、そのことを明確にするために、死を覚悟した友をそのまま放置しなかったベルの心根に感謝し、同時に称えたのだと思う。
それが改変として加えられた。
だから、シリーズ構成としては、トータルでリューの信条の変化に寄せて終えた、という感じかな。
しかし、18巻までの内容を踏まえて、ということなら、リューを看病しているシルのことがもう気になって気になってw
だって、あれ、姿はシルだけど、中の人はフレイヤなわけじゃない。
そうしたら、あの病室でシルが語っていることはみんなフレイヤの言葉だからねw
なんかね、もうね、グッとくるんだよw
何話か前に、ミアに対して、行方がわからなくなったリューのことを何か知らないかと、聞いて、ミアから「あんたが知らなければ私が知ってるわけがない」的なことを答えていたけど、あそこで、雇い主であるミアのほうが「あんた」呼ばわりしているんだから、最低限、ミアとシルは同等な立場にあるんだな、ってわかっちゃうよねw
それが、フレイヤ・ファミリア元団長とフレイヤ本人の会話というのだから、恐れ入る。
あのとき、シル=フレイヤは、もうほとんどオッタルやアレンたちに捜索してきてくれ、と命じるところだったんだろうな。
だって、シル=フレイヤからしてみたら、ベルもリューもかけがえのないぞんざいなわけだし。
というか、やっぱり不思議なのは、シルがリューを助けたことだよね。
きっと、ベルのように本来は白い心だったのが、すごく薄汚れてしまっていることを憂えて、シルはリューを「豊穣の女主人」に連れて行ったのだろうな。
そう考えると、実は、原作はかなり初期から「豊穣の女主人」のミアとシルによって物語が制御されていたことがわかる。
「豊穣の女主人」は、まさにホットスポットだったんだよ。
もっといってしまえば、シル=フレイヤが、物語の重要なところに介入していた。
そういう意味では、ベルが最初に「豊穣の女主人」で食事を取っている時に、ロキ・ファミリアがやってきたのとかも、あまりにうますぎるよね。
ということで、細部を見ると4期の最終話はいろいろ考えちゃうんだよね、いい意味でw
22話の最後で、入院中のリューのもとにヴェルフたちがやってきて、ベルを救ってくれたことに感謝をする場面があるけれど、ここでリューが返した言葉は、実は原作にはなかったもの。
ベルが、もう死を覚悟してしまった自分(←リュー)を諦めずに、最後まで救おうとしてくれたことに感謝していたところね。
かつてアリーゼたちに守られたときはできなかったことが、ベルが守ってくれたときには、彼の言葉に触発されてできた、そのことをリューは感謝していた。
その結果、アリーゼたちの死がきっかけで、半ばトラウマのように、ずっと自責の念に苛まされていた、その悩みもベルの言葉によって解消できたこと。
このあたりの感謝は、原作14巻では実は明確には言葉にされてはいなかった。
ただ、ここまでリューの感謝の気持ちがはっきりしたのは、原作18巻の内容を踏まえたからという気もして。
というのも、18巻でリューは、史上初の2段階ランクアップを果たしてレベル6になるのだが、その際に「アストレア・レコード」という名の新たな魔法を得ることができた。
この魔法は、アリーゼを筆頭に亡くなったアストレア・ファミリアの眷属が使っていた魔法をリューが使えるようになったもの。
でもこの魔法って、多分、今回、リューが、一つ一つのルミナス・ウインドの光玉にファミリアの仲間の姿を重ねていたことがきっかけのように思えてしまう。
そして、ジャガーノートの息の根を止めたことでアリーゼたちの悲劇から解放されたことで、その偉業への応えとして与えられたのが「アストレア・レコード」だった、ということなのじゃないのか。
そのあたりを意識して、最後のリューのセリフも、あのように、アリーゼたちと同じ状況でベルをサポートし二人で生き延びることができた、そのことを明確にするために、死を覚悟した友をそのまま放置しなかったベルの心根に感謝し、同時に称えたのだと思う。
それが改変として加えられた。
だから、シリーズ構成としては、トータルでリューの信条の変化に寄せて終えた、という感じかな。
しかし、18巻までの内容を踏まえて、ということなら、リューを看病しているシルのことがもう気になって気になってw
だって、あれ、姿はシルだけど、中の人はフレイヤなわけじゃない。
そうしたら、あの病室でシルが語っていることはみんなフレイヤの言葉だからねw
なんかね、もうね、グッとくるんだよw
何話か前に、ミアに対して、行方がわからなくなったリューのことを何か知らないかと、聞いて、ミアから「あんたが知らなければ私が知ってるわけがない」的なことを答えていたけど、あそこで、雇い主であるミアのほうが「あんた」呼ばわりしているんだから、最低限、ミアとシルは同等な立場にあるんだな、ってわかっちゃうよねw
それが、フレイヤ・ファミリア元団長とフレイヤ本人の会話というのだから、恐れ入る。
あのとき、シル=フレイヤは、もうほとんどオッタルやアレンたちに捜索してきてくれ、と命じるところだったんだろうな。
だって、シル=フレイヤからしてみたら、ベルもリューもかけがえのないぞんざいなわけだし。
というか、やっぱり不思議なのは、シルがリューを助けたことだよね。
きっと、ベルのように本来は白い心だったのが、すごく薄汚れてしまっていることを憂えて、シルはリューを「豊穣の女主人」に連れて行ったのだろうな。
そう考えると、実は、原作はかなり初期から「豊穣の女主人」のミアとシルによって物語が制御されていたことがわかる。
「豊穣の女主人」は、まさにホットスポットだったんだよ。
もっといってしまえば、シル=フレイヤが、物語の重要なところに介入していた。
そういう意味では、ベルが最初に「豊穣の女主人」で食事を取っている時に、ロキ・ファミリアがやってきたのとかも、あまりにうますぎるよね。
ということで、細部を見ると4期の最終話はいろいろ考えちゃうんだよね、いい意味でw