BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

負けヒロインが多すぎる! 第1話『プロ幼馴染八奈見杏菜の負けっぷり』 感想:  なんか杏菜と温水が、ダウナー系に振ったハルヒとキョンにしか見えない件w 

2024-07-14 19:07:45 | マケイン
これもまた夏っぽい作品だけど、意外とマッシュアップが多くてセオリー崩しをしてくるところも面白いw

いやー、これ、いいよ。

雰囲気がいい。

主人公もヒロイン?も嫌味がない。

ラブコメでもないし、ギャグでもない

だからといって文芸臭があるわけでもない。

一応、太宰とか三島とか作中で言及されているけどね。

なんかキャラデザとか、風景の描き方とか、ED?に実写を混ぜてくるところとか、ちょっとエヴァっぽくもあり。

ていうか、文芸部副部長の、月之木古都とか、真希波・マリ・イラストリアスにしか見えないんですけどw

そう思って見直すと、杏菜と温水って、ダウナー系に振ったハルヒとキョンに見えてくるw

自己中の女子とそれに付き合う無気力な男子、という取り合わせなんだけど、アッパー系のハルヒにつきあわされてなんだかんだいって面倒見の良いキョンに比べれば、同じくダウナー系に振れてる杏菜に振り回されているはずの温水が意外とマイペースを失わないところがユニークw

これが平成と令和の違いなのかw

でもそう考えると、檸檬は朝比奈さん、知花は長門、の裏バージョンって感じで。

なんだ、これ、『涼宮ハルヒの憂鬱』の裏版、ダウナー版じゃんwって思った。

もちろん、ハルヒのようなSF設定はないけど、多分、代わりに使われるのが、温水の好きなラノベの枠組なんだろうな。

それによって定番が示されながら、微妙にそのお約束が崩されていくw


ということで、これは続きが楽しみかなw

作画もいいし、キャラの表情も豊かだし、とにかく夏っぽさを意識しているのがいい。

なんか、小市民シリーズとかATRIとか、どれも夏っぽいのがシンクロしているのがちょっと不思議。

でもあれか、むしろ、新海誠のノスタルジックな学生風景が制作者の間でデフォルトになってしまったってことなのかもね。

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ATRI-My Dear Moments- 第1話 感想: いかにもノベルゲームな世界観だけど、夏に見るなら悪くないw

2024-07-14 10:01:09 | Weblog
なんか既視感あるなぁ、と思ったら、原作はノベルゲームかw

でも、夏に見るには悪くない。

ここのところ、「なろう」系ばっかりだったから、こういう、いかにも、な感じの話も悪くないw

でもまぁ、アトリの「高機能です」の連呼はいかにもポンコツで笑うし、にもかかわらず「マスターの足になります」は、ちょっとズルいw

とりあえず、今回は物語世界の基本的な情報と主要キャラの紹介で終わったから、次回からが本番かな。

しかし、義足とか、記憶喪失とか、ノベルゲームって、こういういかにも「痛さ」をわからせる設定がてんこ盛りだったな、と改めて思った。

そういう意味では、アトリも夏生もいかにもでいいw

てか、なつきって「夏に生まれる」って、まんまやんw

あと、キャサリンとか、水菜萌とか、素行の悪いお姉さんと、面倒見のよい幼馴染と、これもテンプレだけど、いかにもで、悪くないw

悔しいのは、ついこの前、ユーフォ12話で悪態をついた花田十輝が脚本担当してることで、なんかいきなり負けた気がするw

でもまぁ、雰囲気は悪くない、夏だから。

ていうか、ほんとに夏っぽい作品だなぁ。。。

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