BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

逃げ上手の若君 第171話『望郷1338』 感想:帝のジュンサイの問の答えは「蓴羹鱸膾」。いやホントに教養がないとこんなの応えるの、無理じゃんw

2024-09-09 16:23:28 | 逃若党
前回の最後に、後醍醐天皇からジュンサイの無理難題を出された時行だったけど、その焦りに、ちょっと北畠親房がヒントを与えたら、あっという間に若様wは答えにたどり着き、郎党たちとスズキを釣りに行って、無事解決。

結局、帝は時行の教養の程度を試していたようで、答えに必要なのは「蓴羹鱸膾」という故事成語。

時行も説明していたように、故事成語ということは、もともとは中国のものであり、ということは、一度、正式に学ぶことをしなければ、思いつくことすら不可能なもの。

それを時行は思い出したのだから、頼重の教育も素晴らしかったことになる。

ホント、時行って師に恵まれたよね。

ということは、北畠顕家の教えもいつかきっと役に立つのだろうな。

で、見事、帝の求めに応じることができた時行は、御簾から出てきた帝と直接対話する機会を得て、特殊遊軍の地位を賜った。

おお、これで、物語が動くのかと思ったら、あれ、もしかして帝は、時行に見せた多聴の悪化から、作中時間では崩御したことになったのかな?

謁見して対話できたと思ったら、いきなり崩御?

で、次回は新田?

さすがに展開が早くて、ちょっと???となるぞw

まぁ、要するに、若様、すげぇ、ってことなのだけどw

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100万の命の上に俺は立っている 第99話 『生命と使命』 感想:四谷は、マヘリの戦争一択の考えを覆すことができるのか?

2024-09-09 15:54:13 | 100万の命
前回、ひょんなことから、マヘリ暗殺を企てるファノモンと合流し、マヘリを暗殺する機会をうかがっていた四谷だったけど。

結局、時間切れで、行軍の最終日にファノモンとともに暗殺を決行。

けれども、その企みは、想定以上に屈強だったマヘリ自身に阻まれてしまい、ファノモンは取り押さえる流れに。

仕方なく代わりに四谷がマヘリを取り押さえ、首筋に短剣をあて、マヘリの自作自演の戦争開始の目論見を兵士たちに告げる。

兵士たちも疑念に思っていたため、このまま戦争をせずに終わるかと思えば、敵のアトスィー軍がすぐ側までやってきていて、今まさに両軍の対決開始!という所まで来る。

しかも、アトスィー軍に自軍の位置を知らせていたのがマヘリ自身というのだから、どうしても戦端を開きたいらしい。

ただ、それもこれもが、王が竜討伐に心を奪われ、他のことを顧みなくなったため。

このままだと国庫が干上がってしまうことを憂え、マヘリは他国への進軍機会を増やし、属領を増やすことで、王の意向に応えつつ、国も守ろうと考えていた。

四谷は悩む悩む。

仕方がないので、最後にマヘリに、いや、王のご乱心は、単に王宮魔術師に操られて言ってるだけだよ~ん!とささやく手に出て、続きは次回。



というわけで、もう次回を待つしかない。

だって、今回の描写は、全部、次のステップにとって必要なことを淡々とあつかっただけだから。

そこに特に読み解くべき意図はない。

ひとつあったとすれば、四谷が、結局、ファノモンもマヘリも四谷自身も、みな、譲れないもののために行動を起こしているわけで、そこは説得できるものではない、というところかな。

やれることは、状況によりそって、その場その場で最善を尽くそうとするしかない。

というわけで、四谷は、マヘリの計略の前提となる王の意図を覆す手にでた。

とにかく次回。

でもねー、やっぱりこれ、物語としては面白みにかけてきているのは間違いない。

次回は連載100回目ということだから、ちょっとは状況を整理して、今後はもう少し、漫画として魅力のあるものになるよう、テコ入れをしてほしい。

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ワンピース-ONE PIECE- 第1125話 『何をもって死とするか』 感想3:サターン聖の消失とイム様の(太陽神ニカではなく)ジョイボーイへの執着について

2024-09-09 11:23:25 | ワンピ
感想1感想2もあります)

今回のエピソードの中で、一番、衝撃的で、かつ、今後の展開に大きな影を残したものといえば、やっぱり、サターン聖の消失だろう。

イム様の最後の言葉からすれば、とにかく、ジョイボーイ、すなわちルフィを逃したことが一番大きかった。

でも、これって、サターン聖からすれば多分、寝耳に水で、なぜなら、彼がエッグヘッドにやってきたのは、なによりもベガパンクの始末と、今後のエネルギー源「マザーフレイム」のために、ヨークとパンクレコーズと融合炉を確保することだった。。

確かに、パンクレコーズの確保は逃したけど、ヨークさえいればアクセスは可能であることを思えば、基本的には目標を達成したことになる。

その点は、サターン聖みずから納得していたことだし。

でも、イム様の怒りはそこではなく、突然、現れたジョイボーイことルフィを結局、取り逃がしたことにあった。

多分、その際、廃棄されていたはずの鉄の巨人エメトが登場し、イザッテトキのために残されていたジョイボーイの覇気を使ったことも、イム様の癇に障ったのかもしれないけれど。

それでも、サターン聖を「廃棄」するくらいムカついたってことだよね、イム様は。

まさか、イム様が与えたであろう影を除くと、ただの骨になるとは思ってなかった。

これは、イム様が、何らかの形でサターン聖の魂を影で縫い付けて肉体を保っていたということなのかな。

それとも、骨は誰のものでもなく、ただサターン聖の魂だけがそこに縫い付けられていたのか?


まぁ、でもサターン聖が科学防衛武神を更迭されたた、即座に代わりにガーランド聖が登場したのだから、きっと以前から、ずっとガーリングから五老星入りを懇願されていた、というのもあるのだろうけど。

でもなぁ、このどうにも戦争大好き、地上民の殺害に容赦ないガーランドが五老星入りして、しかも、ヨークを直属にして、マザーフレイムの研究を続けさせるのって。。。

どう考えても、原爆や水爆のような超大量殺戮兵器を生み出すようにしか見えない。

で、それを果たして、ルフィたちが見つけるであろうワンピースでなんとか収めることができるのか?

もちろん、マザーフレイム、って原子力みたいに「永遠の疑似太陽」を目指すものだろうから、それは「太陽神ニカ」と真っ向対立するもので、だから、最後は、今代の太陽神ニカであるルフィによってなんとか事なきを得ることになるとは思うのだけど。

でも、それまでの大戦がメチャクチャなものになりそうで怖い。

しかしそう思うと、イム様が気にしているのはあくまでもかつて存在した「ジョイボーイ」であって太陽神ニカであるわけではないんだな。

そのあたりが、Dの一族に対する執着なんかとあわせて、イム様の本質を掴むための鍵になりそう。

しかし、なんか、エルバフ到着を前に、どんどん事態がでかくなってきていて、これ、はたして、ルフィの頭脳で処理できるのだろうか?

さすがに直観だけで、善悪を判断するには、話のスケールがデカくなりすぎていると思うのだけど。

やっぱり、最終コーナーではニコ・ロビンの叡智が活躍するのかな?

あと、こうなると、トラファルガー・ローの再合流にも期待したいところ。

ローは、部下たちから逃されたままなので、手数も足りないということで、改めてルフィたちのもとに流れ着きそうな気もするけど。

それとも、ワノ国同様、キッドとローが連盟を組んで独自に動くのかな?

ともあれ、次回、エルバフ、楽しみだ!

絶対エルバフで待っている人は、シャンクスだよねw

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ワンピース-ONE PIECE- 第1125話 『何をもって死とするか』 感想2:ベガパンク配信後の、ワンピ世界の状況を整理してみる。

2024-09-09 10:48:01 | ワンピ
感想1感想3もあります)

感想1に書いたように、今回の話は、エッグヘッド編でベガパンクが明かした「失われた100年」の歴史を知って以後の世界の変動の始まりが描かれたものだった。

何より重要なのは、エッグヘッド編での失態を経て、サターン聖が更迭され、というか、文字通り、消され、代わりにガーリング聖が五老星に着任したこと。

このことからわかるのは、五老星というのが決して固定されたメンバーからなるわけではないことで、イム様の意向でいつでもクビがすげ替えることができる。

つまり、それを可能にするくらい、イム様と五老星の間には圧倒的な力量差があるということ。

加えて、五老星に着任後は、イム様から、あの悪魔的な能力を付与されること。

で、問題は、新任のガーリング聖がこのタイミングで五老星入りしたことの意味。

ガーリング聖にはガーリング聖なりの思惑もきっとあることだろう。

その際、赤髪のシャンクスとのつながりが気になるところ。

一度、シャンクス自身が五老星のもとを訪れたことがあったので、そのこととも関係しているのかもしれない。

いずれにせよ、ガーリング聖の五老星入りで、シャンクスと五老星やイム様との関わりが最終章で大きな意味を持つことになる。

今ふと思ったけど、きっと、シャンクスは「Dの一族」ではないのだろうな。

そうなると、ルフィや黒ひげ、あるいはローたち「Dの一族」とは、最終コーナーで、ワンピースへの対処の仕方も変わるのだろう。

回り回って、シャンクスがラスボス、ということになるのかもしれない。



ついで、一応、パンクレコーズという「純粋知性体」として生き残ったベガパンクのサテライトたちだが、彼らは浮雲として世界を浮遊することで世界政府やイム様から身を隠すことにした模様。

その際、ウェザリアに連絡を取っているから、彼らとともに地下活動を行うことになりそうで、そうなると空島の人びととの接点もでてきそう。

ベガパンク配信で、これまでワンピででてきたアラバスタなど地上の国々は、今回、ドラゴンたち革命軍が予測したように、どうやって海面上昇の可能性に対処するか、動き始めることになり、そのことで最終章に関わることは必至になったわけだけど、空島はそれとは関係ないなと思っていた。

それが、パンクレコーズが浮雲として身を潜めることにしたことで、空島も最終章に関わることになりそうな気がしてきた。

しかも、空島自体が、あるいは、空島で生活している人たち自体が、空白の100年の際に大陸沈んだときに空に逃げ延びた改造人間のようにも思えてきた。

スカイピアの人たちがヴァース(大地)に憧れていたのも、もともと地上に住んでいいた人たちが空に逃げたからなのではないか。

裏返すと空島の人たちのあり方が、海面上昇後の人類の生存策として再び注目されるのかもしれない。


それから、ルッチとカクが殺したと報告したステューシー。

彼女がどこに向かうかというと、やはり世界経済新聞のモルガンズのもとではないか。

それは情報操作の上でメディアの利用は欠かせないから。

そして、そこには、アラバスタのビビもいる。

ルッチとカクがどう動くのか、という時に気になるのが、親友ベガパンクを殺した黄猿ボルサリーノ。

戦桃丸も生き延びていたので、黄猿と戦桃丸で独立愚連隊でもつくって、そこにルッチとカクが合流する、という流れもありそう。

エッグヘッド殲滅のミッションで、世界政府がどれだけ信用ならないか知った彼らならば、少なくとも第3勢力を組み立てる可能性はある。


とりあえず、今のところはこんな感じかな。

これに、エルバフに麦わらの一味が到着することで、これまでの情報も整理されることになりそう。

もっともその前に、黒ひげやロー、あるいはキッドたちの状況が伝えられるのかもしれない。

なんかこうなってくると、黒ひげも単なる悪党ではないように思えてくるから不思議。

そういう意味では、かつて戦ったという、赤髪シャンクスと黒ひげチャーチの因縁もどこかで明かされるのだろうか?

ともあれ、ようやく面白くなってきたw

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ワンピース-ONE PIECE- 第1125話 『何をもって死とするか』 感想:イム様にいきなり使い捨てされたサターン聖、哀れ・・・。代わりにガーリング聖が五老星入り!

2024-09-09 10:47:38 | ワンピ
感想2感想3もあります)

いやー、前回までのエッグヘッド編で明らかにされたこと、特に、ベガパンク配信で公にされたことの波紋が、どんどん広がっていて、ワンピ世界の未来が不穏なこと、この上ない。

エルバフ編に向けた仕込みも目白押しで、さてさてどうなることやら。。。

まずは、エッグヘッドの瓦礫の中から現れたルッチとカクだったけど、彼らによればステューシーは殺した、とのこと。

いや、これ絶対生かして逃がしてるよね?

あのベガパンク配信を聞いた後では、CP-0といえでも、世界政府や天竜人、さらには五老星のうち、誰を信用すればよいか分からない乱世の予感を感じているはずで、それなら逃走ルートのひとつやふたつ、確保しておこう、と諜報活動してきたルッチやカクなら思ってもおかしくはない。

なので、ステューシーについては逃して、あとで連絡を取り直そうとしたに違いない。

で、そのまま海軍側に目を向ければ、サターン聖と一連の出来事の反省ミーティングをしているように見え、そこでベガパンク配信の内容の真偽を問いただしたドーベルマン中将が一撃で仕留められたわけだけど、その後に、今度は、サターン聖がイム様に五老星の地位を剥奪される展開が待っているとは思ってなかった。

(そういえば黄猿はどうなったのだろう?)

察するに、最後にルフィたちの逃走を助けた鉄の巨人「エメト」を、科学防衛武神たるサターン聖が秘匿してその研究を進めさせていたことを、実はイム様が気づいていて、今回の一連のサターン聖の失態に憤り、サターン聖の更迭に至ったってことなのだろうけど。

でもその傍らで、ガーリングがずっと五老星入りを狙ってもいたのだろうから、実は、彼に限らず、五老星入りすることを希望する天竜人は多いのかもしれない。

で気になるのは、ガーリング聖もまた、変身するとサターン聖のような蜘蛛型の巨人になるのだろうか? それとも何か別の姿に?

もうひとつ、ガーリング聖の五老星入りで気になるのは、確か、シャンクスがガーリング家の血を引いているという話があって、そうなると、当然、この先の、ワンピース争奪戦で、ガーリング家の確執も描かれることになるのだろうな、ということ。

にしても、サターン聖がクビにされるとは思わなかったけど。

しかし、あのサターン聖の消失の仕方を見ると、やっぱり五老星の力は、イム様が付与しているということになりそう。

となると、イム様はイム様で、悪魔の実に相当するような異能を創ったり操ったりする力や、その方法を知っているということで。

イム様は月世界人の生き残りなのか、それとも月世界人が持ち込んだであろう古代王国の文明を独占して秘匿したただの人類なのか、気になる。


そして、前回、リリスが言っていた「ベガパンクは死んでいない」は、やっぱり、パンクレコーズのことを指していた。

パンクレコーズが、浮島になって世界を漂うことで、世界政府やイム様の追跡を避けるという流れ。

しかし、しっかりエジソン、生きてたね。

まぁでもどうやら、ボディはちゃんとあのパンクレコーズの浮島に残っているということだから、遠からずサテライトはみな、新しいボディをつかって再登場する流れなのかな?

再登場しないのは、ステラのベガパンクだけ、ということか。

しかし、エジソンがしっかりウィザリアに連絡していたのは笑ったw

これは、ナミが間に入ってバレることは必至かな。

あと、ドラゴンの革命軍にも連絡は行きそう。

ということで最初に動くのは、海面上昇の恐れが世界中で起こす大パニックを予見した革命軍ってことになるのかな?

こんなに世界が不穏になってる中、次回は多分、エルバフを訪れたルフィが、シャンクスとの再会を果たすところから始まるのだろうか。

以外とそのまま、ガーリング家の話を掘り下げる流れになるのかもしれない。

確かにぼちぼち、イム様や五老星の秘密についても明かしてほしいところ。

そういえば、シャンクスは、五老星の部屋を訪れていたよね。

まぁ、あのシャンクスは双子のかたわれ、という声もあるようだけど。

でもさ、もはやクローンも当たり前のワンピ世界だと、シャンクスも実はガーリング家が用意したクローンの一体、と言われても驚かないのだけどw


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杖と剣のウィストリア 第45話 『深淵起源(1)』 感想:なんとウィルの中には魔女王メルセデスが潜んでいた! 虎杖悠仁の中に両面宿儺がいるみたいに!

2024-09-09 10:12:33 | ウィストリア
前回、シェイドの策にはまって、撃退されてしまったウィル。

リアーナが心配する中、シェイドは闇魔法「血統闇伝(ベルゼム・シーク)魔法の傀儡花(マブラス・アレール)」を使って、ウィルの傀儡化を図ろうと、ウィルの心のなかに侵入していったわけだけど・・・

そこでシェイドを待ち受けたのは、なんと玉座に座る魔女王メルセデス!

え? ウィルの心のなかに、魔女王メルセデスがいるってこと?

虎杖悠仁の中に両面宿儺がいるようなもの? 一種の呪いとして?

そのメルセデスの圧倒的な魔法で、シェイドは一瞬で弾き飛ばされた。

まるで、領域展開をして虎杖悠仁の魂に触れた真人が、虎杖の中に封印された宿儺に出会い、その場で一蹴されてしまったようなものw

しかしそうなると、ウィルの中には、虎杖悠仁の中に宿儺がいるように、魔女王メルセデスが巣食っていて、だからウィルは魔法が使えなかったのか! と想像したくなる。

彼女が魔法を食い続けているから、ウィルは魔法が使えない、ってことなのか?

となると、ウィルの「装剣」や「想剣」の力は、魔女王メルセデスが、一旦吸い取った魔法を一時的に解放するから使えるということなのかもしれない。

普段、人の魔法を吸い取って、あるいは食って使うのは、極力、メルセデスに魔法を使わせたくないから。

しかしそうなると、魔女王メルセデスがウィルの中に潜んでいるのは、そうすることで魔法を貯め、いつの日か復活するため・・・なのかもね。

その場合、魔女王メルセデスの決断を受けて、ウィルを「メルセデスの器」として面倒を見ようとしたフィンは、完全に「羂索」ポジションw

要するに、この『杖と剣のウィストリア』って、物語の建付けは、実は『呪術廻戦』だったってことか。

魔女王メルセデスを封印するための器がウィルだった。

なるほどね。

そうなると、ゆくゆくは、ウィルも虎杖悠仁同様、自分の中にある「魔女王」の魔?の力とどう向き合うのか、という問題を抱えるのだろうな。

そういう意味では、今回の最後に、メルセデスに事実上操られたウィルが使った、

抜剣召喚(ロードバースト)・黒覇(メルギトール)

という大技がウィルに与える影響は後々大きそう。

シェイドを倒すだけでなく、きっと町並みの多くも破壊してしまって、今のメルセデスによる操作から覚醒したウィルが、その惨状を見て愕然とする、ということになるのだろうな。

渋谷事変で、宿儺が破壊した渋谷を見て、虎杖が愕然としたのと同じ苦しさをきっとウィルも味わうことになりそう。

下手をしたらリオーネも怪我をしてるかもしれないし。

あ、でも、一応、周りにフィンが待機していたから平気かな。

フィンとしては、これを機に、『破滅の書(ゴーティア)』の残党に、ウィルの中にメルセデスが潜んでいることを知らしめたいのかもしれない。

敗北したシェイドはそのメッセンジャーってことで。

しかし、こう見てくると、ウィルが迷宮の地下で「装剣」に目覚めたのは、フィンがずっと期待していたことだったのだろうな。

あれで、メルセデスがちゃんと根付いていることがわかり、かつ、メルセデスと魔力の行使のための回路がつながった、という感じで。

いやー、面白くなってきた。

でもまぁ、ウィルの背負う業は、いや増すばかりなわけだけど。

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